- 記事公開日 2017-3-4
- 最終更新日 2017-8-9
- 人間関係を良くする方法
- 会話, 苦手
人見知りで初対面の人と会話するのが苦手な人というのは、世の中にはたくさんいます。筆者も人と会話をするのは苦手な方です。
この記事では、会話が苦手な人に共通する特徴を紹介しています。
また、会話が苦手な人のために、克服する方法についても紹介していますので、参考にしてみてくだい。
目次
会話が苦手な人の特徴
コミュ力抜群の人がとにかく苦手
まず、会話が苦手な人に共通していることは、コミュ力の高い人が非常に苦手な傾向にあります。
会話が苦手な人というのは、読書や映画観賞などの一人でもできる趣味が好きな方が多いです。
だからこそ休日のたびにあちこち遊び回っていたり飲み歩いていたり意識高い系のコミュ力の高い人が苦手です。
知らずに学生時代からそういう人と距離を取ってきた覚えはないでしょうか?
筆者は、そういうタイプの人が非常に苦手で、常に孤独を好んで生きてきました。
しかしながら社会に出ると孤独でやっていくのは大変なんですよね。
特に会社の人たちとの付き合いもありますし、営業や販売職などお客さんと直接関わる仕事であれば余計大変です。
実は世の中にはコミュ力の高い人の方が実は多いですからね。
私達のような会話が苦手で悩む人の方が少ないので、あまり理解されないですし。
実はコミュ力の高い人が苦手だと感じていませんか?
気が小さい
会話が苦手な人たちは共通して気が小さい人が多いです。
どう思われるのかを恐れていたり
迷惑にならないかを不安に感じていたり。
私は上司への報告ですらいちいちためらうほど会話が苦手でした。
「今行ったら迷惑かな・・・?」
「今忙しくないかな・・・?」
「今機嫌悪くないかな・・・?」
そんなことを気にしてなかなか上司のところに行くことができないこともよくありました。
相手への配慮を考えていることは良いことですが、勇気を持って話しかけるまでに時間がかかりすぎてしまうのです。
そんなことを考えずにすぐに上司のところに行ける人が羨ましいと感じたことがあるのではないでしょうか?
リアクション・反応が小さい
会話が苦手な人は、基本的にリアクションや反応が小さいです。
相手が明るく「最近調子はどう?」なんて聞かれているのに
「は、はい、良いです・・・」
といった反応の薄い返答をしてしまいがちです。
そして相手に「お、おうそうか。なら良かったな」って相手も遠慮してしまうので会話が続かなくなってしまいます。
そうすると会話が苦手な人は「つまらない奴だと思われちゃった・・・」って落ち込むんですね。
沈黙が怖い
沈黙になるのが怖かったり、気まずいと感じたり、申し訳なく感じたりしていませんか?
筆者は沈黙になってしまうと、
「自分のせいで相手につまらない思いをさせちゃってる・・・どうしよう・・・」
ってよく考えていました。
つまり申し訳ないと感じてしまって何か気まずく感じてくるんです。
会話が苦手な人にはそういった感情が常にあります。
何を話そうか常に考えている
会話が苦手な人は沈黙になるのが怖いからこそ、常に何を話そうかを考えてしまいます。
自然に話を繰り広げることなく、◯◯について話そうってネタをストックしていくわけですね。
実際にそのストックネタを話すことができれば、その短時間は話をすることができます。
でも会話はキャッチボールです。
思いもしなかったことを質問されることもありますし、相手にあまりウケなくて話が思っていた以上にすぐ終わってしまうこともあります。
また、沈黙になってしまってから何か話さなきゃって必死に考えてしまう人も多いです。
しかしながら、結局何を話せばいいのかまとまらなくなってしまい、会話に対する苦手意識がどんどん強くなるのです。
話しかけるのが怖い
また、会話が苦手な人は人に話しかけること自体を無意識に怖いと思っています。
話しかけなきゃっていう思いはいわば義務感ですよね。
義務感を感じてしまうと真面目な方ほど緊張するものです。その緊張が恐怖のように感じてなかなか話しかける勇気が出なくなってしまいます。
会話を苦手と思っていない人は、話しかけることに対しても強い義務感を感じていません。
だからこそ軽く話しかけることができるわけです。
話をすることにトラウマがある
筆者には話しかけることに大きなトラウマを抱えています。
以前営業職だった時に、飛び込み営業をやっていました。
お客さんになりそうな会社に直接出向いて話を聞いてもらって商品を売る仕事なわけです。
そんな仕事をしていた時に、「ちょっとだけ話を聞いてもらえませんか?」と話しかけたら
「うるせぇ!ダメだ!」ってガチで怒られたことがあったのです。
泣きそうになりました。今でも鮮明に覚えています。
そのことが大きなキズになり、おじさんに話しかけること自体にトラウマを抱えています。
そういった心の傷から会話をするのが苦手な人もいるのではないでしょうか?
つまらない思いをかけたら悪いと思っている
「自分なんかと会話してつまらない思いをさせたら悪い」と思っているから会話するのが苦手な方も多くいます。
話をしても楽しくないなら最初から話さない方がいいよってオーラをどうしても出してしまいがちなのです。
会話苦手を克服する方法
それでは会話が苦手な人が克服するためにやるべきことを紹介していきます。
場数を踏む
まずは、会話や人に話しかけるのが怖いと感じている場合ですが、まずは場数を踏むしかありません。
もちろん営業が性格に合っていないのであれば、無理にやる必要はありません。
まずは同じ職場の人に話しかける練習からやってみましょう。
上司や先輩に勇気を持って話しかけてみれば、きっと返答に応じてくれるはずです。
そうやって少しずつ慣れていくことも大事な事になります。
自己肯定感を高める
また、自己肯定感を高めるようにしましょう。
自分と話をしてもつまらないと決めつけるのはよくありません。もしかしたらものすごく楽しいと思ってくれているかもしれません。
自分が話しかけたら迷惑だと決めつけるのも辞めましょう。
あなたから話しかけられるのを待っている人もいるかもしれません。
自分の存在価値を低くしてしまうと、会話することがどんどん苦痛に感じます。
自分のことをもっと認めてあげましょう。
質問力を高める
また、会話が苦手と感じるのであれば、質問して相手に答えてもらう形を取るといいでしょう。
質問力を磨くことができれば、他人との会話が一気に弾みます。
気になる異性とデートで何かを話さなきゃって思うと余計に大変じゃないですか。
でも、質問力が高く質問ができるようになると会話が弾みやすくなります。
例えばご飯を食べているとしましょうか。
そんな時に何気なく好きな食べ物は何ですか?って聞いてみます。
こんな感じで会話をすることができますよね。
最初の好きな食べ物は何ですか?と聞いたのはたまたま食事中だったからです。
最初の一言目は確かにハードルが高いかもしれません。
でも相手が話してくれたことからいかに質問を繋げることができるかどうか、です。
とにかく聞き役に徹する
そして質問をすることができれば、後は話の聞き役に徹してみましょう。
さっきのラーメンの会話についても、質問をして相手に話をしてもらうという形式になっています。
会話上手な人は、基本的には話をさせるのが上手なのです。
でも会話苦手な人は自分で話をしなきゃと思っていることが多いんですね。だから辛くなってしまうのです。
質問をうまく使えるようになれば、後は聞き役に徹することができ、自然な会話が成り立つでしょう。
共感とオウム返しと要約を駆使する
そして上手な聞き役になるためには、共感とオウム返しと要約を駆使していくとより良い聞き役になります。
共感
相手の話にうなづきながら聞いて、相手の気持ちを共感してあげることです。
ただ「はい」とか「うん」とかって聞いているだけでは、相手はちゃんと聞いてくれているのか疑問を感じます。
でも「わかります、大変ですよね」とか
「本当ですか?良かったですね、私も嬉しいです!」とか
そういった相槌をするだけで相手は「この人はちゃんと話を聞いてくれる」と感じます。
だからこそあなたにもっと話をしたいと思ってくれるのです。
オウム返し
オウム返しとは、相手が言ったことをそのまま疑問形で返す質問テクニックです。
これもオウム返しテクニックですね。すべてがこのようにうまくいくわけではありませんが、相手が言ったことをそのまま疑問形で返すだけでさらに相手が深く話をしてくれます。
要約
そして最後は要約です。
これはオウム返しをさらに高度にした質問テクニックです。
相手が言ったことをその場で要約して疑問形で返すテクニックになります。相手がたくさん話をしてくれた時に使うといいですね。
のような感じです。
正直かなり高度なテクニックにはなりますが、使えるようになると相手から話を引き出すのが上手になり会話が楽しくなるでしょう。
まとめ
人と会話をするのが苦手と感じる理由には、様々な理由があるはずです。
もちろんなかなか会話が弾まない人もいれば、自然と話ができるような相手もいるはずです。大事な事は自然と話ができる人を大切にするということです。
家族、友人であれば、その人達を1番大事にしてあげて下さいね。
また、質問力を高めれば人と話をすることも出来るようになるでしょう。
以下の記事も参考に読んでみて下さい。
ということで、会話が苦手な人に共通する特徴8つと克服方法5つ…でした。