仕事のモチベーションが上がらないと悩む社会人の方も多いでしょう。
どうにかモチベーションを高くすることができれば、もうちょっと楽に仕事ができるのにって考えたことがある人も多いでしょう。
私もモチベーションが低く仕事が嫌いで仕方なかったのですが、少しだけ考え方を変えた結果、モチベーションを常に一定にすることができるようになりました。
この記事では、モチベーションを上げる方法と、下げないコツについて紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
仕事のモチベーションが下がる理由
仕事をしていれば、一度は誰もがモチベーションの低下を感じたことがあると思います。仕事に行きたくないなとか、仕事に集中できないなとか。
なぜやる気が下がってしまうんでしょうか?
それは、やりたいと思う理由がないから、です。
やりたくない仕事を仕方なくやっている状態になれば、誰もがモチベーションを維持することはできません。当たり前ですが、何かしら理由があるからこそ、モチベーションは上がるわけですから。
ゲームをやりたいからやるわけですし、テレビや映画は見たいから見るはずです。見たくないのに無理やり頑張って見ようとする人はいないのではないでしょうか?
仕事のモチベーションが上がらず下がってしまうのは、仕事をやりたい理由を見失っているということです。
下がってしまった仕事のモチベーションを上げる方法
では、下がってしまったモチベーションを上げる方法について紹介していきます。
1.仕事をする目的を見直す
まずは仕事をする目的を見直してみましょう。ただなんとなく仕事していると必ずモチベーションは下がります。
でも仕事する目的が明確な人ほど、モチベーションを維持することができるというわけですね。
1番の理想は「仕事がしたい」という目的です。純粋に仕事をすることを楽しむことができているので、モチベーションの低下には繋がらないということですね。
ただし、それが無理でも目的が明確になっていれば、モチベーションは上がります。
例えば、庭付き一戸建てを持ちたいからという目的で仕事をしている人もいるでしょう。また、子どもたちの成長を間近で見たいからという目的があって、教育関係で働く人も多いでしょう。
目的が明確になっていれば、誰でもモチベーションを維持することはできる、ということですね。
2.なりたい自分を想像する
また仕事のモチベーションを上げるためには、なりたい自分を想像することも大事なことです。
将来的にこんな自分になりたいという理想像を持っている方は、その理想に向かって頑張り続けることができますからね。憧れる人を見つけて「あの人みたいになりたい」というのでもいいでしょう。
大事な事は、なりたい自分をしっかり想像することです。想像することができれば、理想の自分になるために頑張ろうって思えるようになりモチベーションは上がる、ということですね。
会社の先輩や上司でもいいでしょうし、本の著者でも芸能人でもいいでしょう。大事なことは、自分の理想を想像することがです。
3.期限付きの計測可能な数的な目標を作る
そしてある程度理想とか目的が明確になったのであれば、計測可能な目標を作るようにしましょう。
その時に大事な目標数値は自分でコントロールすることができる目標にするのが良いでしょう。例えば、営業なら、「今月中に成約を3件取る」ではなく、「今月中に50件以上訪問する」などの目標がいいです。
というのも成約とか売上とかを目標にすることは大切ですが、120%努力しても達成できない可能性もあります。でも訪問するだけなら、あなたが足を使えば100%達成することができます。
このように自分の力だけで必ず達成できる目標を作ることが1番大事になります。
また洋服屋さんの販売の仕事であれば、その月の目標売上を必ず達成させるという目標を作っても、天候が悪くてお客さん自体が来ない可能性もあります。でも、100人に声をかけるなどの目標であれば達成できますよね。
計測可能な目標というのは、自分だけの行動だけで達成することができる目標のことです。ぜひ、このことを意識して目標を作ってみましょう。
目標があれば、必ずモチベーションが上がります。目標を達成すればなりたい自分に近づくことができると思えれば、誰でも頑張ろうと思うはずですから。
4.ちょっと難しそうなことに挑戦してみる
またモチベーションが上がらない理由には、自分の成長を感じられないという理由があります。
毎回同じ仕事の繰り返しで自分が成長しているような気がしないとか。
私は学生時代アパレルのショップ店員としてアルバイトしていた時期がありました。知らないことを教えてもらえて、少しずつ任される仕事が増えてきた時、すごく楽しかったのを覚えています。
でも、1年くらい続けていると仕事が前よりも楽しくないことに気がついたんですよね。できることが当たり前になってしまってつまらなくなってきたんです。
できることしかやらなくなって、自分の成長を感じられなくなり、できるようになる喜びを感じなくなっていたんです。
なんだかんだ私たちはできなかったことができるようになることに喜びを感じます。初めて自転車に乗れた時とか、車の免許が取れた時とか、とにかくワクワクして毎日乗りたいって思います。でも車の運転にも慣れてくると運転することに喜びをそこまで感じなくなるわけですから。
だからこそ、もっと難しい仕事に挑戦してみましょう。同じ仕事でも、もっと効率良くできる方法はないかを考えながら仕事してみるのもいいかもしれません。
何も考えずにできるようになると仕事が作業になってしまいます。作業になればつまらないのは当たり前です。ぜひ積極的に仕事を変えていきましょう。
5.やったことのないことに挑戦してみる
また、やったことのないことに積極的に挑戦することもモチベーションの向上に繋がります。
先程も言いましたが、できることだけを淡々とやるのは誰でもモチベーションが下がるのです。私たちは新しくできることに喜びを得るからです。
だからこそ仕事で出世するために必要な勉強をしてみるのもいいでしょうし、資格試験に挑戦するのも良いでしょう。または転職するために勉強するのもひとつのモチベーションアップに繋がります。
モチベーションが下がっていると感じているのであれば、新しいことに挑戦してみましょう。
上がったモチベーションを下げない3つのコツ
それでは上がっているモチベーションを下げずに維持するコツについて紹介していきます。
1.自分ならできると言い聞かせる
モチベーションが下がる1番の要因は失敗です。
できると思って挑戦したのにできなかった時というのは誰もがショックを受けるんですよね。心に大きなキズを作る場合もあります。
でも失敗する時というのは、「失敗したらどうしよう」って思いながら行動している時なんですよね。つまり弱気になっていて自信がない時なんです。
だからこそ「自分ならできる」と言い聞かせることが大事です。自分に自信を持って行動するためのおまじないみたいに考えると良いでしょう。で、もしもそれでも失敗してしまっても「たまたま失敗しちゃった」とでも考えておけばいいんです。
「自分ならできる」と常に言い聞かせることができるようになれば、ある程度ポジティブな思考を持つことができるようになりますから、多少の失敗をしてもそこまで落ち込まなくなるものです。
でも、最初から自分にはできないってネガティブな気持ちでいると失敗してしまった時に「やっぱり自分には才能がないんだ」とか「自分には向いていないんだ」と思ってしまうということです。
2.小さな成功体験を積み重ね続ける
そしてモチベーションを維持する上では、成功体験を積み重ね続けることが大事なことになります。
それが期限付きの計測可能な目標ですよね。この目標を確実に達成し続けることができれば、どんどん自分に自信を持つことができるようになります。
目標を達成し続けることはモチベーションを維持し続けることに必ず繋がるでしょう。小さな目標からでいいので確実にクリアしていきましょう。
3.仕事すること自体を楽しむ
仕事をすれば目標を達成できて、自分に自信を持つことができ、そして確実に成長していきます。そうすれば理想の自分や夢に確実に近づいていきます。
そういう感覚を持つことができるようになれば、仕事すること自体が楽しいと思えるようになるでしょう。自分の成長に直結するわけですから、楽しくて当たり前です。
仕事をただの作業にしてしまうのか、それとも自分の成長に繋げられるのか、そこで大きく分かれるでしょう。
まとめ
私もずっと仕事のモチベーションが上がらなくて毎日「仕事行きたくないな」って思っていました。そして毎週金曜日になると嬉しい気持ちになり、日曜の夕方には「仕事嫌だな」ってことしか考えていなかったです。
でも、仕事をただの作業ではなく自分の成長に繋がる機会だと思えるようになってからは仕事が楽しいと素直に思えました。もちろん大変で辛いこともありましたが、結果的に自分の成長に繋がり、自分の理想に近づいていく感覚が楽しかったんです。
仕事を通して成長できることはたくさんあるはずです。ぜひ参考にしてみて下さいね。