私は、子どもの時に夏休みの宿題を8月の後半になって必死にやっていました。毎日コツコツやっていくのが絶対にいいんですけど、当時はできるだけ目をつむって、知らないふりをしていたのを覚えています。
もちろん親には毎日やってるって嘘をつくんですけどね(笑)
で、夏休みの後半にやっていなかったことがバレて怒られたことなんて何度もありました!
また、大学のレポートも締め切りギリギリになって徹夜して仕上げていたのは、もはや普通のことでした。それこそレポートの課題なんてたくさん出るってわかっていても、ギリギリじゃないとできないんですよね・・・
社会人になってからも物事を先延ばしにしてきたことで、何度も迷惑をかけたり自分が情けないと思うこととかたくさんあるんですよね。それこそ、楽しいはずの旅行の計画とかも「明日やろう」って先延ばしにしていたから、予約が取れなかった・・・なんてこともありました。
そんな私が先延ばし癖を克服する3つの方法を紹介します。
苦あれば楽あり・楽あれば苦ありの言葉から学べ
私の好きな言葉です。水戸黄門の主題歌でも使われていますね。パッと出てくる方はさすがです!
これってすごく的を得ていると思いませんか?先に頑張って後から休むか、先延ばしにして後から苦労するかって話です。この言葉自体は、小学生の時の担任の先生が口を酸っぱくするほど言っていました。
当時の私は、確かに後から苦労するのは嫌だから先に頑張った方がいいんだろうなって思ってたんですけど、それが行動に伴わないんですよね。家に帰って遊んで、ご飯食べてお風呂入って、眠い目をこすりながら宿題するのは当たり前でした・・・
しかしながら、今になってわかります。
やるべきことを先に終わらせることで、後の時間を有意義に過ごすことができるということを実感できるようになりました。
どんなに好きな仕事をしていたとしても、細かく分類するとやりたくない作業って絶対にありますよね。そういう仕事を後回しにしてしまうと、頭の隅っこの方でずっと「あれやらなきゃ・・・」って思いがずっとあるんです。
でも面倒くさくて取り掛からないでいると、どんどん後回しになってしまってますます面倒なことに・・・
そんな自分に嫌気が差して、もう面倒くさいから先にやっちゃうかーと思って手を付けたところ、言うほど時間もかからなかったんですよね。そしてその後は今やるべき仕事に集中できるようになったわけです。
そんな経験から他の物事も先延ばしせずに、苦あれば楽あり精神を持つことによって、休日を有意義に過ごすことができるようになりました。
まずは意識改革として、「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」を心に刻んでみてください。1度でも実体験することができると、物事を先延ばしにすることに抵抗を感じるようになってくると思います。
“とりあえず癖”を付ける
しかしながら先に紹介した方法は、具体的な方法ではないので、実践することが出来る人ってあんまりいないのかなーと感じます。やっぱり具体的な方法が知りたいですよね。
で、私が実際に先延ばし癖を克服した方法は、とりあえずやる「とりあえず癖」を付けたからですね。
掃除したいなあーと思っていても面倒だと思ったらやらないですよね?もしくは「今はやるべき時間じゃない」と思っていつになってもやる時間が確保出来ない人もいるかもしれません。そうすると、どんどん先延ばしされていくだけですよね。
私は、ちょっとでも「汚いな」って思ったらその場でとりあえずやるようにしています。とりあえずやるんです。やってみるんです。
時間がかかりそうだと判断できれば、嫌でも時間を確保したくなるのが人間なんですよね。だって一度手を付けてしまったら、最後までちゃんと終わらせたいって思いませんか?中途半端は嫌になるのできっと最後までやろうと思えるようになるはずです。
面倒くさいと思っていることでも、とりあえずやってしまうと意外に楽しくなることもあります。つまり、あなたが面倒くさいと思っていることは、意外にも面倒くさくないこともあるわけです。
「とりあえず癖」を付ける、この考え方は大事です。
やることリストを期限付きで作る
何でもとりあえず取り組むことができるようになれば、あなたの人生は「やらなきゃ・・・」という思考で苦しむことはどんどんなくなっていくでしょう。
「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」とやらなきゃいけないことが増えてしまうと、どんどん余裕がなくなってしまいますよね。そして優先順位がわからなくなってしまうと、どんどん面倒くさく感じるわけです。
なので私が心がけていることは、期限付きのやることリストを作成していくということです。
◯月◯日までにやるということを明記しておくことで優先順位を付けることができるので、今何をするべきなのかがわかってくるわけです。計画的に進めるのであれば、逆算して1日1日何をすればいいのかわかるようになりますよね。
こういったタスク管理をしないと、やりたくないという理由だけで先延ばしがちになってしまいます。もしくは毎日の日課だけで時間がなくなってしまって時間を確保できなくなるということもあります。
だからこそ、期限付きのやることリストを作成して計画的に進めることを意識するようにしてみましょう。
まとめ
やりたくない事をやらなきゃって思っていると、それがどんどん負担になる。そして期限が迫るにつれてどんどん気分が落ち込んだり焦ったりしてくるわけです。
しかしながら、やりたいことであったり必要なことだったりすると、自分から率先してやりたくなるはず。
そして最も効果的なのは、物事を終えた時のことを考えることです。
これが終わったら、映画を見よう!とか、これが終わったら、遊びに行こう!とか。
そういったご褒美を用意してモチベーションを上げるのも最初はいい手ですね。そしていつのまにか先延ばしの癖がなくなり、先を見通した行動を取ることが習慣になっていくでしょう。
そうすると確実に時間を有効に使えるようになり、より人生を楽しむ時間が増えますね。
ということで、つい物事を先延ばしにしてしまう癖を克服する3つの方法…でした。