勉強しようと思っているのにどうしても眠くなってしまってやる気が出ない、と悩んでいる方、結構多いのではないでしょうか?
眠くなってしまってからその眠気に耐えても勉強したことは絶対に定着しません。だからこそ、眠くなった時はとりあえず寝るのがいいでしょう。
でも、もっと大事な事が、眠くならないための行動を取る、ということです。
本記事では、眠くて勉強のやる気が出ない時の対策を紹介していきます。
目次
勉強を始めると眠くなる理由
やりたくないから
勉強を始める前は別にいつも通りだったのに、いざ机に座って勉強をし始めると数分で眠くなったことがあるのではないでしょうか?
私は、家に帰ってくるまでは眠気なんて一切なかったのに、勉強を始めた途端眠くなることがよくありました。結局その理由のひとつが勉強したくないと思っているからです。
それこそゲームをするとかマンガを読むとか好きなことであれば、眠気なんてほとんど吹き飛びますよね。もちろん前日一睡もしていないとかは眠くなるでしょうけど。
ちゃんと毎日睡眠時間を確保しているのに眠くなるのは、結局やりたくないことだからです。勉強をやりたくないと強く思っていませんか?仕方なくやっていると思っていたらやっぱり眠くなります。
つまらないと感じるから
またやりたくないだけではなく、勉強することをつまらないことだと感じている場合でも眠くなるでしょう。学校の授業とかでもそうですよね。つまらないと感じる人の授業は眠くなるわけですから。
でも面白い先生の授業だったら眠くなる人は少ないはずです。
勉強することをつまらないと思ってしまったら誰もが眠くなるということです。でも実際には勉強することは楽しいことのはずです。今まで知らなかったことを理解することができる喜びを感じられるわけですから。
だからこそつまらないと感じるのは、勉強方法を工夫すれば楽しいと思えるかもしれません。
頑張りすぎている
そして勉強をしていて眠くなってしまうのは、急に頑張りすぎている人も一定数いるはずです。
急に朝早起きしたり、夜遅くまでやろうとしたり、長時間続けてやろうとしたり。そういった無茶な勉強の仕方をしていれば、誰でも眠くなってしまうということですね。
私が高校生の時、定期テストが近づくにつれて無茶な勉強をしていたことがありました。朝5時に起きて勉強して夜は1時まで勉強していたことがあったんです。その結果、学校から帰ってきて勉強始めてもすぐ寝ちゃうんですよね。
頑張りすぎれば勉強は続かないということですね。眠くならずに短い時間を毎日続ける方が簡単だということです。
勉強中に眠くならない方法
では勉強中に眠くならない方法について解説していきます。
こまめに休憩を取る
まず1番大事なことがこまめな休憩を取る、ということです。
学校の授業が50分とか60分とかで休憩を取っているのは、集中力を持続させるためにあります。
私達の脳は何時間も連続で集中し続けることはできないんですね。こまめな休憩を取りながら進めないと、疲れて眠くなってしまうんです。
理想は50分から60分で10分程度の休憩を挟みながら進めるといいでしょう。時間で区切らずにキリのいいところで区切ってしまうと、絶対に集中力が続かないからです。
例えば、問題集を30ページやろうとしますよね。でも1時間でできたのは15ページです。そのまま休憩せずに30ページまで2時間続けるとします。
そして2時間で30ページ終わらせることができました。ものすごく達成感を感じ充実感を感じます。でも、その充実感のせいで終わったと錯覚し、スマホを開いて遊び始めたりテレビ見たり横になってみたり。そして時間が過ぎてしまうのです。
でも、1時間で区切って休憩すれば、もっと勉強できたはずです。途中で睡魔に襲われることもなく中途半端な達成感を感じることなくもっと長時間勉強に集中できるでしょう。
私はこの方法で土日とかは8時間〜9時間勉強することができました。
気合いを入れて頑張りすぎない
勉強しようって思うことは素晴らしいことです。
でも、始めようと思ったその日から急に気合いを入れすぎないようにしましょう。途中で眠くなって寝てしまって計画通りにできず、自分を責めることになります。
最初から気合いを入れて長時間やろうとしてもダメだということです。
勉強する時間を習慣化する
勉強中に眠くならないために1番大事なことが勉強する時間を習慣化することです。学校から帰ってきて「●時〜●時までは勉強の時間」と決めてその通りに行動し、習慣化するんですね。
いわば学校の時間割と同じように家用の時間割を作る、ということです。
このような時間割を作ってしまうと、自由に動けなくなってつまらないと感じるでしょう。でも、習慣化してしまえば、勉強する時間が楽しく感じるようになります。
逆に時間割を作っていないから、「勉強しなきゃな〜」なんて思ってテレビを見ていたりスマホをいじっていたりするのです。そして時間だけがどんどん過ぎていってしまう、ということですね。
勉強中に眠くなってきた時の対策
では、勉強中に眠くなってしまったらどうすればいいのかを紹介します。
アラームをセットして机で寝る
勉強していてどうしても眠いという場合は、睡魔と戦う時間が無駄です。さっさと寝て回復させましょう。
その時に大事なのが、アラームセットです。10分から15分程度でセットしましょう。しないと最悪朝まで寝てしまいます。
そして寝る場所は布団でもソファでもベッドでもなく、机です。私は机に突っ伏して寝ていました。ベッドで寝たくなるんですけど、それをやってしまえば、ちょっとの時間で起きることは絶対に無理ですからね。でも机なら10分とか15分で起きることができます。
時々図書館とかカフェで睡魔と戦っている学生を見ますが、それは1番無駄な時間です。どうあがいても睡魔には勝てないので、諦めて寝た方がスッキリします。
ガムを食べながら勉強する
眠くなってきたと感じたら、ガムでも噛んでみましょう。甘いのじゃなくてできるだけスースーするガムですね。で、できれば硬いガムの方がいいでしょう。
咀嚼することによって脳は活性化します。なのでガムは結構効果の高い眠気覚ましになります。
私が高校生の時は、バッグの中にボトルガムが入っていてどこでも食べていました。大量に食べると気持ち悪くなる可能性がありますので本当に眠い時に食べましょう。
コーヒーを飲みながら勉強する
またコーヒーにはカフェインが入っていて眠気を飛ばしてくれる効果があります。
もちろんコーヒーが飲めないという場合でも、カフェイン入りのエナジードリンクとかでもいいでしょう。
脳がスッキリして冴え渡るのがカフェインです。究極に眠い時は効果を感じないかもしれませんが、「ちょっと眠くなってきたな」と感じた時に飲むといいでしょう。
チョコレートなどで糖分を摂取する
また脳が疲れてくると眠くなってくるので、そういう時にはチョコレートやブドウ糖などを摂取しましょう。
脳の栄養分は糖が必要になるからですね。私もチョコレートを時々食べていました。
ちょっと疲れてきたなと思ったら、チョコレートを食べるのもいいでしょう。
勉強中に眠くなってきてやっちゃいけないこと
最後に勉強中に眠くなってきても、絶対にやっちゃいけないことを紹介します。
ベッド・布団で寝るor横になる
ベッド・布団・ソファー、そういったところで寝たり横になったりしたらダメです。時間をすべて失うことになるでしょう。
私はテスト前日に眠気に耐えられなくなってベッドで寝たことがあります。その結果、朝まで寝ていました。しかも寝坊という最悪の状況です。
なんとか学校には間に合いましたが、その失敗を今でも忘れません。眠くなったら机で寝る、もしくは普通に寝るのであればちゃんとアラームセットを忘れない、ということです。
とりあえずスマホをいじる
眠くなってきて勉強の集中力が低下してきた時、とりあえずスマホをいじっていませんか?
SNSを見たりゲームを始めたり。眠い時にスマホをいじるくらいなら、寝た方が絶対にいいです。
スマホをいじっていて気付いたら1時間経過していたなんてもったいないですよね。寝る時間にした方がよっぽど良かったって思っても遅いですから。
とりあえずスマホをいじるのは辞めましょう。
眠いのに必死に戦う
そして眠くなってきた時、ウトウトしながら必死に頑張ろうとするのは辞めましょう。そこまで来たら睡魔には勝てません。
だからこそ眠くなってきたら素直に机で寝て下さい。どう頑張っても集中することはできないですから。ウトウトしていてノートにぐちゃぐちゃに書いてしまうのも嫌ですしね。
まとめ
勉強していて眠くなることは誰にでもあることです。
もうどうしようもなく眠い時は一度寝てスッキリした方が絶対に効率が良いです。気合いで一生懸命起きていても定着しなかったら意味がないですから。
そして眠くならないような工夫をするようにしましょう。