物事をなかなか決められないという優柔不断な男性というのは結構多いですね。
どうして優柔不断なのか、どういう心理状態なのか、気になるという方も多いと思います。そんな優柔不断な男性の特徴についてまとめてみました。
また、対処方法として上手に付き合っていくコツも合わせて紹介していきます。
目次
優柔不断な男の特徴
なんでもいい・任せるが口癖
優柔不断な男性というのは、基本的に自分で考えて決めることがすごく苦手なんですね。
それこそ女性とデートでどこに行くのかを決めるのが苦手だったり、何を食べるかを決めるのが苦手だったりします。
そして極めつけは「なんでもいい」「任せるよ」と相手に決断を委ねるということですね。
正直何かを決断するというのは疲れることでもあります。どこに行くのかも何を食べるかも自由であらゆる選択肢があるからこそ、決めることができない、というわけです。
本来選ぶことができるというのは、幸せなことです。世の中には選択肢のない人も多い世の中ですから。でも、選択肢が増えすぎた状態だからこそ選ぶのも大変だということです。
誰かに決めてもらうことが当たり前だった男性は、自分で決めるのが苦手になってしまうのです。
終わったことをいつまでも引きずる・後悔する
自分で決断して行動したのに、それがうまくいかなかったら誰もが「あっちにしておけばよかった」って思います。
それこそいつも行っているお店と行ったことのないお店の2つで迷った時、行ったことのないお店に行ってみようって決めたとします。
その結果、あんまりおいしくなかったらほとんどの人が、「やっぱりあっちにすればよかった」って後悔するわけです。
あっちにすればよかったって後悔すること自体は悪いわけではありません。悪いわけじゃないんですけど、そういう感情を持っているから新しく決断しなきゃいけない時に迷ってしまうということですね。
自分で決断したことであれば、いちいち後悔する必要はない、ということです。「いつもと違うお店に行ってみたかったから」と思うことができれば次からも決断がしやすくなる、ということですね。
優柔不断な人ほど後悔することが多いということです。
予期せぬことが起きるとすぐ人のせいにする
優柔不断な人は、決断した後に予期せぬことが起きたりあまり良くないことが起きたりすると、それを人のせいにしたり何かのせいにしたりします。
自分で買うと決断して買ったのに、「●●さんがおすすめしてた商品があんまり良くなかった」って紹介してくれた人を責めるんですね。実際は自分で買うと決めて買っているのに、です。
もちろん買い物だけではありません。
例えば車を運転している時。ナビの示しているルート通りに進んだら途中で渋滞にぶつかり予定よりも時間がかかってしまった時などですね。「ナビの指示したルートが悪い」みたいに言う人も多いでしょう。
実際に道を選んで進んだのは自分なのに、ナビのせいにしてしまうということです。
そういう人ほど、優柔不断な性格を治すことはできないでしょう。
周りの意見に流されて自分の意見がない
優柔不断な人は、周りの意見に流されてしまうので、自分の意見を持たない方が多いです。自分はどうしたいのかということを考えるのがすごく苦手なのです。
「みんながおいしいと言っているから食べる」とか「みんながオススメしているから行ってみる」とか「買ってみる」とか。
自分が好きか嫌いか、やりたいかやりたくないか、欲しいか欲しくないか、そういった基準で物事を考えることができず、「流行っているから」「みんなやっているから」「みんな持っているから」という基準で考えてしまう、ということですね。
計画性がない
優柔不断な人は、自分で計画を立てることが苦手です。
例えばデートの計画や旅行の計画というのはある程度その日をスムーズに楽しく過ごす上では非常に効果的です。
つまり、スムーズにデートをエスコートしてくれる男性というのはある程度計画性が高いんです。次にどこに行くのか、というのがすべてスケジュールに入っているので一切無駄がありません。
でも優柔不断な男性の場合は、計画を立てるという決断を先延ばしにします。つまり、その場で決めればいいやと後回しにするのです。
で、結局その場でスムーズに決めることができず、女性を楽しませることができないということですね。
計画を立てられない人は、優柔不断である可能性が非常に高いです。
付いて行くことしか考えていない
これだけ様々な選択肢のある日本で、決断をするのはかなり疲れることです。
スマホの機種はいろいろあるし、格安SIMを含めるとキャリアもたくさんあります。
食事をするのだってお店があちこちにあります。洋服を買うにもたくさんのお店がありますね。
そして高校大学短大専門などの学校はたくさんありますし、就職先も職種もたくさんあります。住む場所だって自由です。
このように私たちは生きていく上であらゆる選択肢から1つ決断して生きているわけです。
そして決断することがすごく怖いことでもあり、勇気のいることでもあり、疲れることだということも理解できている方が多いのです。
だからこそ「できるだけ人に決めてもらいたい」「人についていきたい」と思ってしまう人が優柔不断になってしまうということですね。
自分で決めるよりも決めてもらう方が楽だからです。
優柔不断な男の対処方法
では優柔不断な男の対処方法について紹介していきます。
意見を求める
優柔不断な男性にはとにかく意見を求めるようにしましょう。
「なんでもいい」「どっちでもいい」「どうでもいい」優柔不断な人は、そういう思考を持っています。そして自分以外の誰かが決めてくれるのを待っているんですね。
だからこそできるだけ相手の意見を求めるようにしましょう。できるだけ簡単に意見を出させるためには選択肢を絞ることが大事ですね。
「AとB、どっちがいい?」と聞くのもひとつの方法です。「どっちでもいい」という回答が出てもイライラせずに質問を変えましょう。
「Aは●●で、Bは□□。どっちがいいかな?」と質問をより具体的にするといいかもしれません。
とにかく相手が意見を言いやすいように、選択肢を少しでも絞ることができると決めやすくなるでしょう。
決断してくれたら、文句を言わずに感謝する
男性がデートで行く場所を決めてくれたり、ご飯を食べるお店を決めてくれたりといった決断をしてくれたら、文句を言わずに感謝しましょう。
優柔不断な男性が時間をかけて、悩みに悩んで決断してくれたのに一言でも文句を言ってしまったら、相手の男性は今後決断することを放棄します。
どんなに些細な決断であっても、相手に感謝の気持ちをちゃんと伝えましょう。
終わったことを考えさせない
優柔不断な男性は決断したけど失敗してしまったりすると、ずっと引きずります。
「あっちにすればよかった」「こうすればよかった」と後悔し続けるんですね。
でもわかると思いますが後悔しても過去を変えることは絶対にできません。だからこそどんなに後悔しても無意味なんです。
できることは、その失敗を繰り返さずに次回の教訓にするということしかないんです。
なので、そのことをしっかり伝えてあげましょう。「もう仕方ないから次回からは気をつけよう」って言ってあげればそれで済むことですから。
自分で決断できる喜びを知ってもらう
そしてもっとも大事なことは、自分で決断できる喜びを伝えるということです。
私たちはあらゆる選択肢の中から自由に決断することができるからこそ、自由なのです。
選択肢が1つしかない状態は確かに楽です。決断する必要がないわけですから。でも選べるという自由を手に入れることができないんです。
今たくさんの選択肢が世の中にある状態だからこそ、私たちはやりたいことを仕事にすることもできますし、行きたいところに行くことだってできるわけです。
大昔に生きていたら、海外旅行に行きたいと思ってもそう簡単に行ける時代ではなかったわけですから。
選べる自由、自分で決断できる喜びを知ってもらうことが優柔不断な男性を変える方法でしょう。
まとめ
優柔不断という性格は、物や情報が溢れた結果生まれた性格だと思います。あまりにも選択肢が多い世の中ですからね。
優柔不断な男性の特徴を知って、上手に付き合っていきましょう。