生きていくのが怖い、将来が不安、そんな気持ちを抱えることもあるでしょう。
私も過去に生きていくのが怖いと感じていたことがありました。
今回は私が経験してきたことを踏まえて、生きていくのが怖い、将来が不安だという悩みを解決する方法を紹介します。
目次
怖いという感情は人間になくてはならない感情
怖いという感情、私達人間誰もが感じる感情です。
生きていくのが怖い、失敗するのが怖い、怒られるのが怖い、あらゆる恐怖を感じながら私たちは生きています。
でも、その恐怖があるからこそ動物たちとの生存競争で生き延びてきたはずです。人間よりも大きくて力も強い動物たちが怖いからこそ集団で戦うことを選びましたし、武器を発明してきました。
そして恐怖を感じるからこそ、常に身を守ることができているわけですし、ルールを守ろうと思えるわけです。信号を守るのは恐怖心からです。高い所で落ちないように気をつけるのは恐怖心です。
私達にとって怖いと思うことはすごく大事なことなんですね。
生きていくことが怖いと感じる気持ちを克服する方法
では、生きていくことが怖いと感じる時、どうすればいいのでしょうか?
私もニート・フリーター時代、生きていくことが怖くて仕方がありませんでした。これから本当に自分ひとりで生きていくことができるのか?とか、自分なんかに仕事して生活できるだけのお金をもらえるのか?とか。
あらゆる心配事が重なってどうにもならなかったことを覚えています。
現在は、そういう不安や恐怖をある程度コントロールできるようになったので、その方法について紹介します。
考えても仕方のないことは考えない
まずは考えても仕方のないことは考えないということですね。
仕事ができるのか、生きていけるのか、そんなことを夜に考えてしまうんですよね。それでいろんな恐怖を感じてしまうんです。
私も毎晩のように考えていて全然眠れない時期があったのでよくわかります。
で、ひとつ言えることは、1人で生きていけるかどうかはやってみなきゃわからない、ということです。なので、先のことを心配して怖がっていても何の解決もできないんですね。
私も毎晩考えていました。「無理だ」とか「怖い」ってずっと思っていたんです。でも今思えば、怖がっているだけで何にも行動していなかったんです。ただ毎日布団の中で怖がっているだけです。
むしろ怖がるなら行動するしかないんですよね。就職するのが怖いなら就職しない生き方を選び、そのために全力で行動すればいいんです。
だからこそ、ただただ怖がることは辞めましょう。考えても解決しないのですから。
生きていくためにお金は必要だけど、大金はいらない
また生きていく上で1番怖いと感じるのがお金ですよね。
お金がなくなったらどうしようって誰もが思うんです。その恐怖と戦いながら生きているんですから。でも、生きていくのに実際はそこまで大金がなくても生きていくことはできます。
誰もがある程度裕福で余裕のある生活がしたいと思っています。でも、必ずしもそうじゃなきゃいけないわけじゃありません。貯金でたくさんのお金がなきゃいけないわけでもありません。
貯金なんていくらあっても不安が消えることはありませんから。たくさんお金を稼ぐことが幸せというわけでもありません。やりたいことをやることのほうが楽しい人生を送ることができるでしょう。
だからこそ、大金を稼がなきゃいけないと気負いすぎない方が良いでしょう。
生きることが怖いならとにかく勉強したり経験したりする
生きていくのが怖い、そんな風に感じるのであれば、もっと勉強や経験を増やしてみましょう。
読書するのもいいし、あらゆるイベントに出かけてみるのもいいでしょう。楽しいと思えることを見つけるために出かけるのもいいと思います。
というのも、人生を楽しむことができる人は、あらゆる経験や学びから成長する人なんですね。生きることに恐怖ばかりを感じてしまうとどんどん行動することができなくなってしまいます。
でも、楽しさを感じている人ほどあらゆることに積極的です。学びにも遊びにも仕事にも積極的なんですね。そして様々な経験から自分自身の成長を感じてそこに喜びを感じているのです。
生きることは確かに大変です。仕事をしなければお金を手に入れることはできないわけですし。でも、あらゆる経験をしながら自分を成長させることができる人は、人生を楽しんでいるということです。
失敗してもいいから挑戦してみる
生きていくことが怖いと感じている方たちは、総じて真面目な方が多いです。真面目だからこそ、失敗しちゃいけないって気持ちが強いのです。そして、失敗してしまうと余計に生きていくことが怖くなってしまうんですね。
私は新卒で入社した企業をわずか3ヶ月で退職しました。はっきり言って大きな失敗です。ある程度不自由なく働くことができるであろう会社だったからこそ、すごく落ちこみました。
私と同期で入った200人近い人たちは、普通に働いているのに、自分だけが落第した気分で毎日がどん底でした。その失敗をずっと引きずってニートを続けていたんです。
でも、まわりを見渡してみればそれくらいの失敗は全然大したことないんですよね。自分の考え方次第だなって気付いたんです。
それから私はあらゆる挑戦をしては失敗を繰り返してきました。資格を取ろうとして挑戦して失敗したこともありました。契約社員になって失敗もしました。
たくさんの失敗をしましたけど、その度に少しずつ自分が成長していることに気付くことができるようになったんですね。その成長を感じながら毎日を繰り返していたら、あれこれ人生について考えなくなったんです。
生きていくのが怖いと感じる時、失敗しちゃいけないって思っていませんか?失敗してもいいんです。失敗しながら学んでいけばそれでいいんです。最初から何でもかんでもできるわけじゃないですから。
将来の不安がどうしても消えない時に考えるべきこと
恐怖を感じない方法を実践しようとしても、どうしても不安が消えないという時もあるでしょう。
そういう時に考えるべきことを紹介しますので、ぜひ考えてみて下さい。
他人との比較に惑わされない
あなたの人生の幸せの基準はあなたが自分で決めることができます。他人が決めた幸せ、他人からどう見られるかは関係ないということですね。
私は、幸せの基準が自分の主観じゃなく、他人と比べてどうか?という視点になっているということに気づきました。人生は自分のものであり、幸せかどうかはすべて自分が決めるはずです。
でも気付けば他人と比べて自分は幸せなのかどうかを判断しようとしているんです。仕事内容、収入、地位、名誉などの項目を自分と他人で決めて、自分が幸せかどうかを決めているんです。
でも本当に大事なことは、自分が幸せかどうかです。自分が幸せだと感じられるのであればそれでいいのに、他人と比べていませんか?
他人には他人の幸せがあり、あなたにはあなたの幸せがあるはずですから。
「できる」といったポジティブな言葉をかける
生きていくことが怖いと感じるからこそ、あらゆる生き方を模索すると思います。
働き方、仕事内容、住む場所、住む家、などあらゆる生き方をしてみたいと考えるはずです。「こんな生活ができたらいいのに」って思うこともあるでしょう。
そう思った時、「でもどうせできない」などのネガティブな言葉を絶対に言わない&思わないようにしましょう。
私達の脳は非常に優秀にできていて、「できない」という思考をすると、本当にできなくなります。できる方法を探そうとしません。
でも「できる」という思考や言葉を使うと、「どうすればできるのか」とできる方法を探そうとします。そして実現するために「何をすべきなのか」まで考えようとするのです。
ポジティブな言葉や思考には大きな力を与えてえくれるので、積極的に使うようにしましょう。
まとめ
生きていくのが怖いという時、ただただ漠然と恐怖を感じることがほとんどでしょう。でも、その恐怖を感じること自体は悪いことではありません。
恐怖を感じた時ほど成長することができるのです。ぜひここに書いてあることを実践してみて下さい。