完璧主義をやめるための5つのコツ

完璧主義 やめるコツ

自分の性格が完璧主義であることを自覚している人は多くいます。この記事を読み始めたあなたもそうかもしれませんね。

完璧主義をやめたいと思ってきたけどなかなかやめることができないのはなぜでしょうか?それはいきなり完璧主義をやめようとしているからかもしれません。

この記事では、完璧主義をやめるために考えるべきことと気付いてほしいことを解説しました。ぜひ読んで考え方を変えて自分を変えていきましょう。

スポンサードリンク

1.完璧にやらないとヤバイと思うのは勘違いだと気付こう

「完璧にやらないと気がすまない」

「完璧にやらないと怒られる」

そんな気持ちでいっぱいになっていませんか?私も完璧主義なところがあり、ものすごく真面目な性格です。だからこそ何でも完璧にしなきゃって思っていました。

学生時代であれば、ノートを書くこともプリントの整理もレポートの完成も完璧にしなきゃ気がすまなかったです。

仕事であれば、営業周り、資料作成、プレゼン準備、社内テスト、もう何でもかんでも完璧じゃないと評価してもらえない気がしていて毎日肩肘張って頑張っていたんです。

確かに完璧にできて嬉しい評価を頂くこともありました。でも、完璧にやったつもりでも結局は完璧じゃないと悔しくて辛くて苦しい気持ちになるんですよね。あれだけ頑張ったのにって。あなたにも経験があるのではないでしょうか?

でも、すべてを完璧にこなす必要ってないですし、そこまで私たちには時間ないですよね。すべての仕事を完璧にこなそうとしていたら、残業&休みの日も仕事しても足りないかもしれません。

睡眠時間や自分の娯楽の時間を削ることになり、それでも100%うまくいく保証はありません。

とりあえず完璧じゃないけど終わらせてみる

私たちには時間が限られています。やりたいことをやる時間も必要ですし、睡眠時間だって必要です。物事を完璧にこなすためだけの時間というのは実は短いのです。

だからこそ完璧じゃないけど終わらせてみることが大事なことになります。完璧じゃないとヤバイと思うのではなく、このくらいでもなんとかなるでしょって位で終わらせればいいんです。

そして本当に大事な事は、毎日の繰り返しで覚えていくことが1番効果的です。仕事だって毎日やってたくさん失敗するからこそいろんなことを学べます。

勉強もそうですよね。間違えて初めて自分の実力がわかります。だから自分の苦手科目を知ることができるわけですから。

そういう意味でも何でも完璧にこなそうとするよりも、とりあえず前に進んでいくことの方が大事です。進んだ結果間違えたところを自分で修正していけばいいんですから。

2.完璧にやらないと嫌われると思わない

完璧主義な性格の人は、人に認められたい、褒められたいという感情があるはずです。

私も子どもの時は決してそこまで完璧主義ではありませんでした。勉強よりも遊びの方が好きな普通の子どもです。

でも、思い返してみれば先生も親も褒めてくれるのは完璧にうまくいったところだけです。

テストで100点満点とかはよく褒められました。

でも運動会の徒競走で6人中4位だと褒められません。

美術の作品展で選ばれたことのない私は絵や工作を褒められたことありません。

音楽祭で褒められたこともありません。

中学の部活で1回戦勝ったくらいじゃ褒められません。

 

いつしか完璧じゃないと褒められないということに気付き、完璧じゃないと嫌われてしまう、そんな風に思っていたんですね。

完璧だけを求めてくるような人は大した人じゃない

私はそういう子ども時代を過ごしてきたので、完璧にこなせるものはこなして褒められたい、認められたいって思うようになりました。

でも、完璧にこなそうと思っていても大人になるにつれて完璧にこなせるものは少なくなっていきます。社会人になれば、完璧にこなすことができるものなんてほとんどないんです。

だから良識のある大人はすべてを完璧にこなすことは難しいことだと理解していて、完璧を求めていないんです。

完璧を求める人にも出会いますが、そういう人は心が狭い人なんですよ。飲食店で頼んだものと違う料理がきてしまった時、怒り出す人とかいるじゃないですか。そういう人は相手に完璧を求めているんです。

完璧を求めない人なら、「誰にでもミスはある。仕方がないよね」って思ってくれるわけです。もちろん間違ってほしくはないですけどね。

人に完璧を求める人は大した人ではないんです。心が狭い人だということです。だからこそ完璧じゃないと嫌われると思う必要ありません。だってそんな心の狭い人に嫌われても損することはないですから。

3.期限や制限時間をきっちり決めよう

期限や制限時間を決めよう

完璧主義を辞めるためには、自分の基準を下げて完璧じゃなくてもいいと自分を許すことが1番大事です。

ただいきなり自分の基準を下げるのは簡単なことじゃないので、物事の期限や制限時間を決めるようにしましょう。

「23日(木)までに終わらせる」とか「45分で終わらせる」とか「3日で仕上げる」とか。完璧を求めようとすると、同じことにたくさんの時間を使ってしまいがちです。

まずは終わらせることを優先しよう

完璧にするのではなく、時間内に終わらせることを優先するようにしましょう。60分で終わらせると決めれば60分で終わらせるのです。

その時間内で終わらせることを優先すれば、完璧じゃなくなります。最初は気持ち悪いと感じるかもしれません。でもそれが完璧主義な性格を変えるために必要なことなんですね。

自分で制限時間や期限を決めてその時間を守ることに精一杯頑張りましょう。

スポンサードリンク

4.失敗を「失敗じゃない」と思おう

期限を決めると同時に自分だけの合格ラインを決めることも大事です。

完璧を求めている人たちは、どんな些細なミスや失敗も許されないと思っています。1つでも失敗すれば完璧ではないですからね。

でも、それって難しいんですよ。人生で何の失敗もなく生きていくことはできません。そもそも私達人間は失敗して学んでいくんです。

料理が上手な主婦だって、焦がしたり吹きこぼしたり味付け濃すぎたりといった失敗をしているはずです。

プロ野球のバッターは打率3割あれば素晴らしいと言われています。3回に1回打てれば評価されます。つまり3回に2回は失敗です。

そして子どもはたくさんの失敗をして学んでいきます。転ぶから歩けるようになり走れるようになるんです。でも転ぶことが失敗だと思っていたら歩けるようになんかなりません。

つまり、失敗を”失敗”と思っていると怖くなります。でも失敗を”失敗じゃない”と思うと怖くなくなるんですね。

100点じゃなくてもOK

だからこそどんなことでも100点じゃなくてもいいんです。

80点でも70点でもいいんです。その間違えたところから学べることがたくさんあるんですから。スポーツも負けたことから課題が見つかります。仕事もミスから課題が見つかります。

失敗からたくさんのことを学ぶことができるのです。

失敗することを怖がらなくていいんですよ。100点じゃなくてもOKです。完璧じゃなきゃいけない必要はありません。

5.目的は完璧にこなすことじゃないと気付こう

あなたが完璧にこなしたいと思っていることの目的は何でしょうか?完璧にすることが目的なんですか?

「完璧に仕事をこなす社員になりたいんです」っていう人もいます。

営業成績トップ、社内テストもトップ、会議やプレゼンでもトップ、スーツや時計や靴も誰よりも高級品、など完璧を目指している人もいます。それでは生きづらくなるのは当たり前です。

仕事は成果、勉強は合格、スポーツは勝利、完璧じゃなくても目的は果たせる

物事を行う上での目的って完璧にすることじゃないんです。

仕事を完璧にこなすことが目的じゃないです。仕事は成果を出すことが目的です。売上を上げることや資料を見やすく作ること、わかりやすく教えることなど。1番大事な目的を失って完璧を目指している人があまりにも多いんです。

勉強もそうです。ノートをキレイにすることが目的じゃないですよね?目的は成績を上げることや進路先に合格すること、資格に合格することなどです。ノートをキレイにまとめることでもないですし、暗記を完璧にすることでもないんです。

スポーツもそうです。ミスなく完璧に進めることが目的ではなく勝つことが目的です。ホームランを狙った結果三振でもいいんです。だって勝つことが目的なんですから。打てなくて負けたなら、課題が出来て修正するチャンスです。

まとめ:完璧主義をやめるためには自分を許す

完璧主義を辞めための5つのコツについて解説してきました。

  • 完璧にやらないとヤバイと思うのは勘違いだと気付く
  • 完璧にやらないと嫌われると思わない
  • 期限や制限時間を決める
  • 失敗を失敗じゃないと思う
  • 目的は完璧にすることじゃないと気付く

完璧主義な性格なのはあなた自身が真面目で自分に厳しい性格だからです。それ自体は素晴らしいことだと思います。

でも人生は長いです。それに完璧にこだわって生きていこうとする人には生きづらい世の中です。だって完璧にできることの方が少ないわけですから。

私たちはたくさんの失敗をしながら学んできたはずです。だからこそ失敗を恐れず目的を達成をするために努力していきましょう。

ということで、…でした。

スポンサーリンク

関連記事

LINE始めました。

友達になるとブログの最新記事が読めます。

友だち追加

ページ上部へ戻る