恥ずかしがり屋な性格だと自分で思っている人は、人前で上手に話すことができないことにコンプレックスを抱えています。それこそ人前で話が出来る人を羨ましく思いますし、恥ずかしがり屋な自分に嫌悪を抱くこともあるでしょう。
恥ずかしがり屋には、あがり症や赤面症、緊張症など人によって様々な症状があります。
それらをすぐに克服することは難しいですが、たった3つのことをこなすだけで必ず克服に近づけることができるようになります。
1.人に会う前に準備をする
不安を感じるのであれば、とにかく準備をしましょう。
人前でスピーチをしなければいけない時、プレゼンをしなければいけない時など、
どうしても人前で話さなければいけない時には資料を準備し、
話すことをあらかじめまとめて、何度か練習までしてみましょう。
何を話せばいいのかわからない時ほど緊張することはありませんし、
なんとかなるだろうと思っている時ほど言葉に詰まってしまって急に緊張することもあります。
緊張をする人ほど、話す内容をしっかり決めて事前に練習しておきましょう。
2.自信をつける(慣れる)
やはり何よりも大切なことは何度も似たような場面を経験して慣れることです。
その慣れが必ず自信へと変わっていきます。
どんなに練習して準備をしていても、始めてのスピーチと2回目のスピーチでは緊張する度合いが違います。
2回目の方が圧倒的に緊張度が低くなるわけです。ですから回数をこなしていくと知らないうちに自信がつき、人前で話すことに慣れるわけです。
すると、知らないうちに恥ずかしがり屋を克服することができていたり、人前で話すことに抵抗を感じなくなったりするわけですね。
しかしながら回数をこなしても、なかなか慣れることが出来ない人がいるのも事実です。
そんな方はどうすればいいのか?それは、もう考え方を変えるしかありません。
3.本来の目的を常に意識する
恥ずかしがり屋な性格の人や緊張症、あがり症などの人は、人前で話すことや人と話すことに対して完璧を求めがちです。
失敗すれば、笑われてしまうんじゃないか?
バカにされちゃうんじゃないか?
ミスを指摘されてしまうんじゃないか?
などの不安が襲ってくるからこそ、緊張したり、赤面したりしてしまうわけです。
そうしてドキドキし過ぎて呼吸が荒くなったり、変な汗をかいたり・・・
しかしながら、実際にはあなたのことをそこまで注意深く見ていません。
一字一句すべてを聞き逃さないようにしている人もいませんし、行動すべてを見ているわけでもありません。
ですから、あなたがどんなに完璧にやろうとも、多少のミスがあろうとも聞いている方にはそこまで気付かれていないことがほとんどです。
他人の評価が気になりすぎて、緊張しているわけです。
大切なことは他人からの評価ではなく、あなたの言葉を相手に伝えることです。
評価ばかりを気にしていたら、人前で話すのは何の目的があるのでしょう?
人に評価されることが目的ではなく、人に伝えることが話すことの目的だということを念頭に置きましょう。
まとめ
とにかく恥ずかしがり屋、緊張症などを克服するためには、
準備をする
慣れる
目的意識を持つ
ということでした。
はっきり言って最後の目的意識を忘れている人が多いような気がします。
何のために人前で話すのか?スピーチをするのか?プレゼンをするのか?
新しいビジネスを始めたいから、上司にプレゼンする
お客さん相手に会社の商品を買ってもらいたいから、スピーチする
異性にモテたいから、女性の前で話をする
話しが上手だね!と言われることが目的ではありません。
この考え方次第では緊張をうまく和らげることができるようになるでしょう。
ということで、人前で話せるようになる!恥ずかしがり屋を克服するためにするべき3つのこと…でした。