- 記事公開日 2017-8-24
- 最終更新日 2017-8-24
- 自分の性格を変える方法
- 性格, 治したい, 頑固
自分の頑固な性格を治したいと悩んでいるけれど、なかなか変わることができないと悩んでいる方も多いでしょう。
頑固な性格を変えるためには、自分以外の価値観や考え方があるということを知ること、そしてその価値観や考え方を理解することです。
この記事では、頑固な性格を治すために意識すべきことを7つ紹介してみました。ぜひ最後まで読んで参考にしてみて下さいね。
目次
頑固な性格を治すために意識すべきこと
1.人それぞれ考えていることは違うことを知る
私達人間は、それぞれ脳内で物事を考えることができます。そして当然ですが、考えていることはそれぞれ違いますし、考え方も違います。
このことを知っているかどうかがすごく大事なことになります。頑固な人はつい忘れてしまって、誰もが自分と同じ考えだと勘違いしてしまいます。
他の人たちは自分と同じ考え方だと思ってしまっていませんか?
考えていることは、あなたと同じ場合の時もあるかもしれませんが違う場合もあるということです。むしろ基本的には違うということを理解しておくべきでしょう。
2.人それぞれ価値観が違うことを知る
価値観とは、【何を大事にしているか】という生きていく上での考え方の問題です。
お金を何に使いたいのか?というのも価値観の違いです。パーッと使いたいと思う人もいれば、貯金をして通帳を眺めるのが好きだという人もいるでしょう。
また時間の使い方についての価値観も違います。休日はできるだけ寝て過ごしたいと思う人もいれば、朝早く起きて出かけたいという人もいるんです。
これらはすべて価値観の違いです。この価値観も当然人それぞれ違うということです。
頑固な人は、自分の価値観がすべてだと思っていますし、正しいと思っている傾向にあります。だからこそ自分の考え方も正しいと思いますし、他人の考え方は間違っていると考えるわけです。
しかしながら他人とあなたは価値観がそもそも違うんです。そこを理解しているかどうかが、頑固を直すのに大きく影響するでしょう。
3.自分の意見を否定してみる
頑固な人は、他人の意見を聞き入れるのが苦手です。
仮に間違っていたとしても自分の意見を曲げることに抵抗を感じますし、自分が正しいということを貫きたいと思っているんですね。
もちろん自分の考え方に自信を持つことは大事なことです。でも、自分の意見が絶対に正しいと思うことは違うということですね。
そして頑固な性格を治したいと思うのであれば、自分の意見を自分で否定してみて下さい。
「会社で結果を残すためには、上司との付き合いを大事にする」という意見を持っていたとしましょう。そこに自分自身で突っ込むわけです。
例えば、「結果を残すためには上司との付き合いよりもお客さんとの関係を大事にするべき」などですかね。もしくは「上司との付き合いで居酒屋に行くよりも読書をした方がスキルアップに繋がる」という意見もあるでしょう。
あなたの意見だけがすべてではありません。だからこそ自分で突っ込んで否定するような意見を作ってみましょう。そうすることで「確かにそういう考え方もあるな」と思えるようになり、頑固な性格が治っていくでしょう。
4.深呼吸して相手の意見を聞いてみる
自分の意見を曲げたくないというのが頑固な人の特徴です。人に何を言われようと自分の意見が絶対正しいと思ってしまいます。
でも、人にはそれぞれ違った価値観があり、違った考え方があり、違った意見があるんです。その意見に耳を傾けるようにしてみましょう。
違う価値観、違う考え方、違う意見、これらを聞くことによってあなたの視野は間違いなく広がります。「あ、こういう考え方もあるのか」という気付きになるんですね。
それが頑固な性格が変わるきっかけになるでしょう。
5.相手の意見を否定せず、理解する努力をする
そして相手の意見に耳を傾けた時は絶対に否定をしちゃいけません。
「いや」「でも」「違う」
そういう言葉を発してしまうと頑固な性格から抜け出すことはできません。
大事な事は、相手の意見を受け入れて理解しようと努力することです。
「なるほど」「わかる」「確かに」「そうだね」
などなど、相手の意見や考え方を受け入れていきましょう。自分の意見が絶対だと思っていると、自然と否定的な言葉が出てきてしまうのですが、否定しないと意識していれば、否定しないようになります。
相手の意見を受け入れることから頑固な性格が変わるようになります。
6.間違うことを恥ずかしいと思わない
頑固な人は、自分が間違うことを恥ずかしいと思います。間違っていたことを認めるのが苦手なんです。
そもそも間違うことは恥ずかしいことじゃないんです。誰でも間違うことはありますし、誰でも失敗することはあります。
でも間違うことを恥ずかしいと思うあまり、自分の意見を最後まで変えることができないし、間違っていたことを素直に認めることができなくてまわりから「頑固者」と言われてしまうんです。
自分の意見が絶対だと思うことを辞め、間違うことを恥ずかしいと思うことを辞めることができれば誰でも頑固な性格を辞めることができるでしょう。
7.◯◯じゃなきゃいけないって思い込むのを辞める
頑固な性格の人に共通することが、あらゆる物事に対するルールが厳格に決まっているということです。
それが「◯◯じゃなきゃいけない」というルールです。
「毎日勉強しなきゃいけない」とか「毎日早起きしきゃいけない」とか。このように自分自身に対するルールであれば、まだ良いでしょう。でも頑固な人は、他人に対して強要する場合もあります。
「子どもは毎日勉強しなきゃいけない」とか「嫁は毎日ご飯を帰ってくるまでに作っておかなきゃいけない」とか、「部下は上司に付き合わなきゃいけない」とか。
このように他人に強要するルールを持ってしまうと、その強制力でしか人間関係を保つことしかできなくなるということです。
法律は守らなければいけませんが、あなたの勝手なルールは守る必要ありません。柔軟に考えられるようにしましょう。
自分の意見は確かに大事だけど、相手の意見も理解できる大人になろう
自分の意見を持つということは確かに大事なことです。
しかしながら、自分の意見だけしか聞き入れることができないというのは、視野を狭くする原因にもなります。世の中にはあらゆる価値観があり、あらゆる考え方があります。
そういう価値観や考え方をたくさん知ることであなたの意見を作っていくことが大事なことになります。自分がすべてという考え方では、本当に狭い世界で生きることになります。
たくさんの価値観に触れて、様々な意見を理解できる柔軟な思考を持つ大人になりましょう。そうすれば、誰とでも良好な人間関係を築くことにも繋がります。