他人には当たり前のようにできることが自分にはできない、そんな風に悩んだことがあるのではないでしょうか?
私は友達を作るというまわりが当たり前のようにできていることができないことがありました。また、朝起きて仕事に行くという世間では当たり前のようなこともできなかったことがあります。
会社に行くこともできない自分が情けなくて泣きそうになったこともあります。劣等感を強く感じていました。でも、その悩みは必ず解決することができるようになります。
私が解決するためにやってきたことを紹介します。
目次
出来て当たり前なことなんてないから責めない
そもそもですが、出来て当たり前なことってないんです。
朝起きて学校行くのが当たり前のことだと思っている人が多いですが、学校が好きじゃない人、行きたくない人にとっては朝起きて行くのはとてもしんどくて辛いことなのです。
学校が好きで友達がたくさんいて、勉強も好きで体育も好きで先生も好き、みたいな人にとっては朝起きて学校に行くのは当たり前かもしれません。
でも学校が嫌いで、先生が嫌いで、友達がいなくてつまらないと思っている人にとっては、朝起きて学校に行くのは当たり前のことじゃないんですよね。すごく努力して気合いを入れて起きていることも多いはずです。
私は高校大学はどちらかと言えば後者でした。中学までは学校行くのが好きでしたが、高校は友達がほとんどいなかったので、毎日が辛かったんです。でも卒業するためにがんばりました。
また、大学も同じです。友達がいないし通学時間はかなり長い。だから起きて学校に行くのがしんどかったんです。
「みんな当たり前のように学校に行ってるよ」って言う人も多いですけど、学校に行くのが大変な子だっているのが現実なのです。
これは仕事もそうです。当たり前のように毎日会社に行く人も多いですが、実は当たり前じゃない人も多いです。
他人は涼しい顔しているけど、本心はわからない
「自分は他人が当たり前にできることができない」と思っていると、まわりの人間が凄い人間に感じますよね。
涼しい顔して会社に毎日行っている人もいるでしょう。毎日明るい姿で学校に来る人もいるでしょう。
でも本心は私達にはわからないわけです。どんなに明るく振る舞っていても本心ではめちゃくちゃしんどいと思っているかもしれません。自分のキャラを守るために必死な人だっているんですね。
つまり、当たり前のようにやっているように見えるだけで、実は同じように必死に頑張っている可能性だってあるんです。
だから自分だけができないと思うのは辞めましょう。誰もが当たり前にできることなんてないんですから。
他人と比べて自分のダメな所に注目しない
他人にできて自分はできないと思うと、自分のダメなところばかりが気になってしまいますよね。
まわりはみんな仕事をしているのに自分はできないとか、みんな勉強できるのに自分はできないとか。
でもそうやって他人と比べて得られるものは劣等感だけです。自分自身の評価をどんどん落とすだけなんですね。私は自分のできないところばかりに注目して自分のダメなところを毎日くよくよ考えていました。
そしてどんどんマイナス思考になっていくんです。マイナス思考ネガティブ思考になるからこそ、新しいことの挑戦することもできなくなります。「どうせ自分なんか」とか思うようになり、行動力も低下していくのです。
でも、他人と自分を比べないようにするだけでそういう思考を持たなくなります。評価基準が他人やまわりの人間ではなく、過去の自分になるので、できなかったことがちょっとでもできるようになるとそれだけで嬉しくなるんですね。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べてみる、それだけで心は軽くなります。
できることを探そうとするのではなく、できるように頑張るしかない
自分は何をやろうとしてもどうせできないと思ってしまうと、やる気がなくなってしまいます。そしてできることがないと落ち込んでしまうんですね。
それこそ仕事を探す時には、自分にできることから探そうとする方も多いはずです。でもできることを探そうとしても「自分にはできない」という思い込みが邪魔をします。そういう思い込みや過去の失敗経験から「自分にはできることがない」という心理状態になってしまうんですね。
だからこそ覚えておいてほしいのが、「できることを探すのではなくできるように頑張れることを探す」ということです。
できることを探そうとするから見つからないのです。できるように頑張れること、つまりやってみたいことに挑戦する、ということですよね。
やってみたい、できるようになりたい、頑張ってみたい、そういう気持ちで選ぶことが大事なんです。
できるかどうかじゃなくて、やりたいかどうか、です。ピアノを弾けるようになりたいと思っている子どもは、弾けなかったらどうしようなんて考えないのです。
サッカーやりたいと思った子は、できなかったらどうしようなんて思わないのです。やりたいかどうかを大事にしましょう。
出来なくてもいいし、失敗してもいい
そしてやりたいことに挑戦した時こそ、出来なくてもいいし失敗してもいいということを自分自身に言い聞かせましょう。
あなたが失敗したことを他人は笑ってくるかもしれないし、いじわる言ってくるかもしれません。でも、そんなことは気にしなくてもいいのです。あなたはやりたいことを思いきりやればいいだけですから。
私は自分の仕事を笑われたこともありますし、反対されたこともありますし、嫌味を言われたこともあります。でも、他人と比べない、他人にどう思われるかを気にしないようになったら、大した問題じゃなくなりました。
失敗してもいいし、できなくてもいいんです。過去の自分と比べて少しずつ成長しているなら、それでいいと思いませんか?
まとめ
他人にできることが自分にはできない、と感じるのはあなた自身がすごく真面目な方だからこそ感じることだと思います。
他人よりも優秀でいたいという気持ちもあるのでしょう。でも、他人と比べるということは、常にナンバー1にならないといけないですからね。それはやっぱり大変なことです。
他人と比べず自分の成長に目を向けて、やりたいことをやる人生を送りましょう。そうすればもっと楽に生きることができます。