私は今までに「もうダメだ・・・」「無理だ・・・」って思うことが多くありました。
自分に自信を持つことができなくて、やる前から諦めてしまうんです。
「これに挑戦してみたいかも」と思っても、すぐに自分には無理だって思って行動できなかったんです。
すごく昔のことを話します。
私が中学生だった時、何の部活に入るか考えていました。当時はサッカー・野球・バスケ・バレーとかで悩んでいましたね。でも小学生の時、それらスポーツの経験が一切ありませんでした。
今思えば、すべて仮入部とかで参加してみればよかったんですけど、小学生の時にやっていたわけではなかったので自信がなくて参加することができませんでした。
サッカー部には、サッカーをやっていた人がいっぱいいたので「自分には絶対ついていけない・・・」と思いましたし、野球もバスケもバレーも全部そう思っていました。小学生の時に、小学校のスポーツ少年団に入っていた人たちと同じようにできるわけがないと思っていたんです。もしかしたら、できなくて笑われるかもしれないという恐怖も感じていましたね。
そうして、誰もが初心者で始めるテニス部に入ったわけです。
消極的な理由でテニス部に入部したので結局最後まで真面目に取り組むこともありませんでした。今思えば、なんてもったいないことをしたんだろうって思います。自分にはどうせ無理だ・・・って勝手に諦めて、やりたいと思ったことに挑戦しなかったことに強く後悔をしています。
今だったら、どうすればいいのかわかっています。
それは、不安な気持ち、ネガティブな気持ちを自分で受け止めてあげて自分を認めてあげることです。
そしてその後気持ちを整理して、不安な気持ちやネガティブな気持ちを解消していけばいいんです。人がネガティブな感情を持つことってよくあることです。誰もが劣等感とかコンプレックスを持っています。
それは悪いことじゃないんです。
大事なことは、ネガティブに思った時に自分を責めるんじゃなくて、その気持ちをどうやって整理するのか?ということです。
自分にはどうせできないとネガティブな気持ちになって落ち込んでいるのは辛いです。
だからこそ、ネガティブになっている自分の感情をしっかり受け止めてあげて今からどうすればいいのか?を整理することで自分を愛することができるようになるわけです。
ということで、自分の感情を受け止めて整理する方法を以下にお伝えします。
◯◯じゃなきゃいけないと思うことを辞める
まず、気持ちを整理する上で最も大事なことは、「こうじゃなきゃいけない」「◯◯じゃなきゃいけない」と思うことを辞めることです。
私で言えば、「サッカー部に入るためにはサッカーをやってなきゃいけない」と思うのを辞めるということです。
実は、こういった自分だけのルールをあなたもたくさん持っているんですよ。
私の場合(上記以外)だと、
- 「親に言われたことは絶対に守らなきゃいけない」
- 「遊んではいけない」
- 「勉強しなきゃいけない」
- 「毎日仕事しなきゃいけない」
などなど、様々なルールを持っているわけです。
そしてこれらのようなルールって、実は無意識的に持っているものなんです。でも法律で決められていることではないので、守らなきゃいけないわけではありませんよね?
それこそサッカー部に入るのに、サッカーをやっていなきゃいけないルールなんてありません。でも、私の中でサッカーをやっていなきゃ入っちゃいけないというルールが邪魔をしてしまったんです。
それこそ、あなたがやってみたい仕事があったとしても資格を持ってないからやっちゃいけないと思っていませんか?
やってみたい趣味があったとしても今まで全くやったことがないから・・・と思っていませんか?
ブログを始めたいと思っているけど、文章書くのが苦手だから・・・と思っていませんか?
資格を持っているとか持っていないとか今までやったことがあるとかないとか苦手とか得意とかすべて関係ないんです。
◯◯じゃなきゃいけないと思う必要ないんですよ。
どうしても資格が必要な仕事がしたいのであれば、資格を取るために勉強すればいいんです。
このルールを前提として覚えておきましょう。
まずは自分の気持ちを書き出す
前提として◯◯じゃなきゃいけないと思わなくても良いということを理解したら、自分の気持ちを整理していきましょう。
まずは、紙に「なんで無理だと思うのか?」という自分の気持ちを書き出します。
例えば、
- サッカーをやっていた人たちと同じようにできないから・・・
- 笑われるかもしれないから・・・
- 練習についていけなそうだから・・・
など、無理だと思うことには必ず理由があるんです。
その理由をもう出てこなくなるまで書き出してみましょう。
そうすると、なんで「無理だ・・・」「ダメだ・・・」って諦めようとしているのかを自分の頭で理解できるようになります。
その理由を1つずつ解決すればいいわけです。
◯◯してもいいと自分に言い聞かせる
- サッカーをやっていた人たちと最初から同じようにできなくてもいい
- 笑われないように本気で努力すればいい
- 練習についていけなかったら、自主練すればいい
このように、前の段階で出てきた理由に対して肯定してあげましょう。
◯◯じゃなきゃいけないと思うのを辞めて、□□でもいいと言い聞かせるわけです。
つまり、何事も完璧じゃなきゃいけないわけではないんです。
もしすべてのことが完璧じゃなきゃいけなかったら、サッカーをやっていいのは、世界で一番うまい人だけになってしまいます。
英語を教える仕事がしたいと思っていたとしても絶対に英語がペラペラじゃなきゃいけないわけではありません。
もしそうだったら、英語を教える人が極端に少なくなってしまうと思いませんか?
◯◯だからできない・・・と思うのではなく、◯◯でもいいと自分を肯定して認めてあげましょう。
それがあなたの可能性を大きく広げることになります。
無理だと思う前に、どうして無理だと思うのか?
そしてその理由は本当に守らなきゃいけない理由なのか?を考えることです。
自分が本当にやりたいことをやってみる
最終的に「無理だ・・・」と諦めそうになっていたことでも、理由を分解して自分を認めてあげることで本当にやってみたいと思えるようになるはずです。
だってもともと、やってみたい・挑戦したいと思っていたわけですから。
で、実際にやってみても、「やっぱりダメだ・・・」「やっぱり無理だ・・・」って思うこともあると思います。
そう思った時に、もう一度このような手順で考えてみてほしいわけです。
なぜやっぱりダメだと思ったのか?その理由は本当に守らなきゃいけないルールなのか?
それらを考えた時、きっと守らなきゃいけないルールなんてありません。
◯◯じゃなきゃいけないってルールはありません。できなくてもいいんです。
私は会社に勤務するのが「無理だ・・・」って思っていました。
- 毎日朝早く起きて、満員電車に乗りたくない
- 会社に行って上司に怒鳴られたくない
- 付き合い残業したくない
- 夜遅くに帰ってきて寝るだけの生活をしたくない
- 家族との時間をもっとたくさん取りたい
- 自分にしかできないことをもっとやりたい
そう思うようになっていたんです。
でも、自分の中で大きく変わって
- 満員電車に乗らなくてもいい
- 会社に行かなくてもいい
- 毎日家族と一緒に過ごしてもいい
- 自分の好きなことを仕事にしてもいい
そう思うことができる様になった途端、それらを実現するために毎日行動するようになりました。
やらなきゃいけないと思っていたサラリーマンを辞め、今はやりたいことだけをやっています。
だから毎日が楽しいです。
つまり、私が言いたいのは、「やりたいことをやるっていうのは、楽しい!」ってことです。
少しでもやりたいと思っているのに、諦めるのはもったいないです。
「無理だ・・・」って思わず、できることからやっていきませんか?
ということで、自分のやりたいことに自信を持って取り組む方法…でした。