やった方がいい、やるべきだとわかっているのに、なかなか行動に移すことができないということはよくありますよね。
私も本当はやった方がいいとわかっているのに、行動できないことがありました。
本記事では、この理由と対処法について紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
やった方がいいとわかっているのに行動できない理由
本当はやりたくないと思っている
やった方がいいとわかっているのに、行動できない理由には、本心ではやりたくないと思っているからですね。
勉強した方がいいとわかっているのに、勉強せずに寝てしまったりゲームしてしまったり。それって本当は勉強よりもやりたいことがあるからですよね。
仕事も同じです。やった方がいいとわかっている仕事があってもやりたくないから後回しにしてしまって、やりたい仕事からやってしまうんです。
やりたくないからこそ行動できないということです。
メリットとデメリットが明確になっていない
やった方がいいのにできない理由には、メリットとデメリットが明確になっていないケースも多いです。
つまり、やった時のメリットと、やらなかった時のデメリットが明確になっていないということですね。
毎日勉強するメリットと、毎日勉強しなかった時のデメリット、この違いがはっきりと分かっていない人も多いのではないでしょうか?
毎日勉強しなくてもそこそこの成績なら取れると思っている人も多いでしょうし、毎日勉強しても大した成果を出すことができないと思っている、ということです。
私達ははっきりとしたメリットデメリットが理解できていないと行動することができません。しかも毎日行動したら本当に結果が出るのかわからないと考えているんですね。
痩せるためには毎日運動した方がいいってわかっているのに行動できないのは、毎日運動してもどうせ痩せないと思っているからです。
毎日運動すれば間違いなく痩せるのに、そのメリットをしっかり理解できていない、ということですね。逆に毎日運動しなかったとしても今より太ることも何か困ることもない、と思っているから行動できなくなってしまうのです。
失敗するかもしれないから自信がない
やった方がいいけど行動できないのには、失敗することが怖いという理由もあります。
- 一生懸命やったのに結果が出なかったらどうしよう
- 時間が無駄になったらどうしよう
- 努力が無駄になったらどうしよう
そういう思いから自信を持って行動することができないのです。
受験勉強を一生懸命やっても合格できなかったら、確かに辛いですよね。そんなことを考えてしまって取り組むことができなくなってしまうのです。
しかも失敗することを考えると余計に失敗する可能性も高まってしまうので、悪循環なのです。
やり方がわかっていない
やった方がいいのにできないのには、やり方がわかっていないということも十分あるでしょう。
勉強した方がいいけど勉強のやり方がわからない場合は、やっぱりやる気は上がりません。勉強のやり方だけではなく、勉強しても内容が理解できなかったらやる気も下がります。
あまりにも難しい問題とか課題にぶつかってしまうと、どんどん行動力が落ちてしまう、ということですね。
めんどくさい
やった方がいいのにできない理由として最後が、めんどくさいという理由ですね。
やりたくない、という理由と似ていますね。
やった方がいいのは頭でわかっているし、やった方がいい理由もわかっています。やりたくないわけでもありません。
でもめんどくさいんです。めんどくさいからやりたくなくなっちゃうんですね。
体調が悪いとか疲れているとか、あらゆる事が重なってめんどくさくなっちゃうんですね。
私も勉強するのは好きな方でしたし、勉強する理由もわかっていました。でもやっぱりめんどくさくなっちゃう時がありました。
行動できないと悩む人でも行動する方法
では、どうすれば行動できるようになるのか?というポイントについて解説していきます。
やった方がいい理由を明確にする
まずはやった方がいい理由をできるだけ細かくして明確にしましょう。
例えば、勉強。勉強した方がいい理由として1番に考えられるのが「成績が上がる」という理由ですよね。でも実際は成績が上がるだけではないはずです。
それこそ「行きたい大学に行ける」とか「やりたい仕事に従事できる」とか「入りたい会社に入社できる」などのようなメリットがあるわけです。ただ成績が上がるだけではないのです。
仕事もそうですよね。やった方がいい仕事をやる理由は「出世できる」とか「転職に有利になる」とか「やりたい仕事を任せてもらえるようになる」とかいろいろな理由があるのです。
また、やった方がいい理由として、やらなかった時のことも考えるといいでしょう。「希望する大学に入学できない」とか「やりたい仕事ができなくなる」とか。
このようにやった時のメリット、やらなかった時のデメリットが明確になれば、自然とやる気は上がり行動しやすくなるのです。
目標をしっかり持つ
そしてなかなか行動できない人ほど、目標を持っていないということがあります。
私は目標を持っていなかった時と、しっかり目標を持っている今とでは、考え方も行動力も全然違います。
目標がないと何をやるにも面倒に感じていましたし、何でも後回しにしていました。勉強するのも後回しにして現実逃避するようにゲームしたりテレビ見たり。
でも目標を持ってからは、目標に向かって行動するのが楽しかったです。もちろんうまくいかない時もありましたが、それでも楽しくて仕方なかったですね。
なりたい自分をイメージして目標を持つことができれば、やった方がいいと思っていることは簡単に行動に移すことができるようになります。
完璧を望まず失敗してもいいと思う
行動に移すのが苦手という方の中でもわりと多いのが、「失敗しちゃいけない」と思っているということですね。完璧主義で失敗を許すことができないのです。
私は失敗することがすごく怖いと思っていたことがありました。失敗してしまったらそれまでの時間や努力やお金など、あらゆるものが無駄になると思っていたからですね。
でも実際は、無駄になることはひとつもありません。むしろ失敗することで学べることがたくさんあるのです。
テストで間違えるからこそより理解が深まることもあるでしょう。仕事で失敗するからこそ次に成功する確率が高まるのです。
失敗しちゃいけないと思うのを辞めて、失敗してもいいからやってみようと言い聞かせてみましょう。
できる人にしっかり教えてもらう
そして行動しようにも何からやればいいのかわからない、どうすればいいのかわからないのであれば、できる人にしっかり教えてもらいましょう。
自分一人でなんとかしようとするから、うまくいかないのです。出来る人に教えてもらうことができれば、より行動するのは簡単になるでしょう。
勉強だって先生に教えてもらうから理解できるわけですよね。
恥ずかしがらずにわからないことがあれば、わかる人に積極的に教えてもらいましょう。
まとめ
やった方がいいってわかっているのに行動できないのには、様々な理由があるはずです。
でもちょっと考え方を変えるだけで必ず行動できるようになります。
まずは自分がなぜ行動できないのかを理解し、そしてどうすれば行動できるようになるのかをこの記事をヒントにしながら考えてみて下さいね。
そうすれば必ず行動できるようになりますから。あなたが行動できるようになるのを応援しています。