- 記事公開日 2017-10-8
- 最終更新日 2017-10-8
- 人生を変える方法
「最大限努力したのにうまくいかなかった、失敗してしまった。だからもう自分には無理だから諦めよう」と思ったことが誰にでも1度や2度はあるのではないでしょうか?
私も完璧主義で失敗することがすごく嫌いな人間です。失敗することが悪いことだと教えられてきたからです。
でも、失敗することは悪いことではありません。最大限努力して失敗した時こそ、人間として成長することができるタイミングなのです。
その理由について紹介していきます。
目次
努力は水の泡になんかならない
多くの人は、努力して失敗してしまうと、「努力が水の泡になる」と思っています。
これまで一生懸命やってきたことがすべて無駄になってしまうという意味ですよね。そこには恐怖があるんです。
時間を失う恐怖やお金を失う恐怖、あらゆる恐怖心があるからこそ、失敗してしまえばそれまで頑張ってきたことが無駄になると思ってしまうんですね。
例えば、受験。努力して毎日勉強していても受からなかったらどうしようって気持ちになることがありますよね。子どもは遊びに行くのも我慢して毎日勉強がんばりました。親からしてみれば塾や教材などあらゆるお金がかかっています。
もしもそれで志望校に受かることができなかったら、これまで努力してきたことすべてが水の泡になるのでしょうか?私はならないと思っています。
仮に志望校に受からなかったとしても、勉強してきたことは無駄になりません。毎日勉強してきたという自信や挑戦したという誇りも持つことができるでしょう。見方を変えればいろんな成長をすることができているはずなんです。
なのに、
多くの人が努力を水の泡にしないような生き方をしている
ということですよね。
受験にしてみれば、これまでやってきたことがすべて水の泡にならないために、受験校を下げて志望校に挑戦しない、とか。仕事であれば、大きな挑戦をせずにこれまでと同じように自分にできるだけの仕事をやる、とか。
努力して大きな仕事に挑戦すれば、必ず成長のきっかけになります。そしてそれが収入アップに繋がったり出世に繋がったりするわけです。ただそのかわり、失敗するというリスクがある、ということですよね。
多くの人は努力することが大事だということもわかっています。でも、どこかでできるかぎりの努力したのに失敗することが怖いと思っています。つまり、努力が水の泡になることを恐れているんです。
最大限努力したのに失敗したら?
そう、誰もが最大限努力したのに、失敗したらどうすればいいんだよって思っているんですよね。
スポーツの世界で最大限努力したという人も多いかもしれません。でも、目標だった全国大会には出場できなかったという人が多いでしょう。
私もその1人ですから。バレーボール部だったのですが、春高バレーのカラーコートで試合をするのが夢でした。そのために自分のできる最大限の努力をしたんですよね。でも、現実は地区大会1回戦敗退するようなチームです。
私は私にできる最大限の努力をしていたと思っていました。でもその努力を水の泡になったとは思わなかったんです。ただただ挑戦することが楽しかったのです。そしてこの失敗から挑戦することの楽しさを知りましたし、いまだにバレーボールを続けていて社会人大会では勝つこともできるようになりましたから。
努力してもうまくいかなかった時こそ成長できる
つまり、努力したのにうまくいかなかった時、失敗してしまった時こそ成長できるチャンスなんです。
努力せずに成功したことなんてただの運です。そして努力せずに失敗するのは当たり前です。そういう運を実力と勘違いするくらいなら、努力して失敗した方がよっぽど成長できます。
なぜなら、うまくいかない一つの方法を見つけることができたわけですから。つまり、努力すべきポイントを変えることができれば成長することができる、ということです。
なぜうまくいかなかったのかを考える
まず努力したのに失敗してしまったら、なぜうまくいかなかったのかを徹底的に考えましょう。ただ単に努力が足りなかったというだけではないはずです。
勉強であれば、読んで暗記するばかりで書いて暗記していなかったとか。仕事であれば、お客さんが求める商品と開発した商品にズレがったとか。
あらゆる項目を細かく見ていって、なぜ失敗してしまったのかを明確にしましょう。
何を変えればうまくいくのか
そして、何を変えればうまくいくのかも考えてみましょう。
勉強するテキストを変えてみるのもいいかもしれません。勉強する場所を変えてみるのもいいかもしれません。
仕事であれば、もっと市場にアンケートを取ってみるのもいいかもしれません。もしくは、ターゲットを変えてみるのもいいでしょう。
ちょっとずつ変えてみるということが大事です。そしてより成功に近づくことができればいいのです。
今が限界だなんて決めつけない
そして最大限努力して失敗してしまった時に「ベストを尽くしたのにダメだった」と落ち込まないことです。
むしろベストを尽くしたけどダメだったのであれば、まだまだ成長することができる、という意味でもありますから。
多くの方はベストを尽くしてダメだった時にショックを受けてしまうんです。自分にはやっぱり無理なんだって諦めようとしてしまうんですよね。でも、今がベストというのはあなたの思い込みです。まだまだあなたは成長することができるのです。
だから、今のベストを尽くすのは大事ですが、今が限界と思うのは辞めましょう。
挑戦して失敗して成長する、これが普通のこと
私たちは小さいころからたくさん挑戦して沢山失敗して成長してきました。
自転車に挑戦して転んで泣いて、それでも挑戦してちょっと乗れては転んでを繰り返して乗れるようになったはずです。
ゲームもそうですよね。ボスに挑戦してみたら負けちゃって、だからもうちょっとレベル上げて成長させてもう一度挑戦して、みたいに。
つまり、挑戦して失敗して初めて成長する、ということです。それが私達人間の成長する方法なんです。それでしか成長できないんです。だからこそ失敗することを怖がる必要はありません。
まとめ
私もこれまでにたくさんの失敗をしてきました。人間関係、恋愛、部活、仕事、失敗しなかったことの方が少ないと思います。
失敗して成長してきたのです。だからこそ最大限努力して失敗することを恐れる必要はありません。どんどん失敗して這い上がっていきましょう。