勉強したくないという気持ちを持っていると、なかなか勉強に身が入らなくて思うような結果を出すことができないですよね。
期待している親や先生にも申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうから、勉強しなきゃいけないって思っていても、勉強する気になれない。そんな状況になることもあるでしょう。当然、勉強する以上に楽しいことも多くあります。部活に入っていれば、部活には全力を出せる人も多いのではないでしょうか?
勉強のやる気が出ないのに、他のことにやる気を出すことができるのであれば、勉強したくない理由を明確にし、勉強したくない理由を1つずつなくしていくことが重要です。この記事では、勉強したくないと思ってしまう3つの理由と勉強しくないと思わないためにやるべき3つの方法を紹介します。
目次
勉強したくないと思ってしまう3つの理由
私達が勉強したくないって思ってしまうのはどうしてでしょうか?その理由を3つ紹介します。
つまらないから
勉強すること自体がつまらないと思っている人も多いのではないでしょうか?
私もそう思っていました。
でも、面白い先生でわかりやすい授業をしてくれると、勉強が面白いと思うことはなかったですか?私はありました。常に生徒目線で勉強を教えてくれる先生がいて、その先生の授業は他の授業に比べると1コマが非常に早く感じて、とにかく面白かったんです。
つまり、勉強というのはつまらないものではないんです。しかしながら、つまらないって1回でも思ってしまうとつまらないものになってしまうということです。そして自宅では自分1人でやらなければいけないからこそ、つまらないのです。
好きなことをやる時間を奪われるから
自宅にいれば、基本的には好きな様に過ごすことができます。学校という場所にいれば、ほぼ強制的に授業に出席して勉強するわけですが、自宅だとそうじゃないですよね。やるかやらないかは自分に委ねられているわけですから。
でも、自宅には当然勉強よりも楽しくて、頭を使わないから疲れなくてもできることがたくさんあります。テレビ、パソコン、スマホ、漫画、ゲーム、睡眠、食事、などなど。
そういう自分の好きなことができる環境にいるにもかかわらず、大変で疲れる勉強を自分の意志でやらなきゃいけないからこそ、大変です。だから勉強したくないって気持ちが出てきてしまうというわけです。
でも勉強を始めてしまえば、いつのまにか2時間3時間経過している人も多いのかなとも思います。
勉強しても将来役に立つ感覚を持てないから
勉強しても将来の役に立つと思えないと、どうしても勉強することに集中できないですよね。つまり、勉強する意味とか目的です。私も子どもによく「何で勉強しなきゃいけないの?」と聞かれることがありました。
別に勉強しなきゃいけないわけじゃない。高校だって大学だって別に行く必要もないです。だって義務じゃないですから。周りの人のほとんどが行っているから行くのであれば、自分のレベルで行ける高校や大学を選べばいいだけです。
それでもなぜ勉強するのかといえば、自分の人生を自分で決めるためです。良い大学を卒業して良い会社に就職して定年まで働き続けるというのは、確かに一つの賢い選択肢かもしれません。
しかしながら、今はそんな時代じゃないんです。自分の好きなことを自分で見つけて、自分で勉強して身に付けるのです。その時に学校の勉強をちゃんとしていれば、自分の勉強したいことが見つかった時にも同じように勉強を続けることができるのです。
でも、勉強しても意味ないと思って学校の勉強から逃げ、そのまま勉強せずに与えられた仕事だけを続けていても会社から必要とされる人材にはなれないんですよ。だって代わりはいくらでもいる存在になってしまいますから。
つまり、勉強をすることは必ず将来の役に立つということです。
勉強したくないと思わないための3つの方法
じゃあ具体的に勉強したくないと思わないためにできることを3つ紹介していきます。
今勉強していることが将来の自分に役に立つと思うこと
勉強する意味がないと思っていれば、いつになっても勉強する気にはなれません。これは何でもそうですよね。部活だって目標を持たずにやっていたらつまらないのです。
コンクール入賞、県大会出場や全国大会出場など、それぞれの目標を設定するからこそ、頑張ろうと思えるのです。でも、今やっていることが何の意味もないと思えば、部活の厳しい練習をこなすことはできないのです。
勉強も同じです。
今やっていることが将来の自分にとって重要なことだと思えば、勉強したくないと思ってもやる気を保つことができるでしょう。
常に向上を目指すことの重要性に気付くこと
勉強するということは、新しい知識を身に付けるということです。
これから生活をしていく上で新しいものはどんどん出てきます。スマートフォンでできることもどんどん増えるでしょうし、便利なアプリがどんどん開発されていくはずです。
情報社会という時代に突入しているからこそ、自分で情報をキャッチして知識を身につけることが重要です。スマートフォンを安く使う方法だってあるのに、新しい情報を知らないだけで人よりも損をすることだってあるのですから。
つまり、学生だけではなく大人になっても勉強することが非常に重要だということです。そのことに今から気付いておけば、日頃から勉強する癖を身につけることができ、生き抜くにあたって騙されることもないのです。
目標ややりたいことを明確にすること
現代は職業選択の自由が認められている時代です。つまり、あなたが思っている以上に好きなことを仕事にできる時代なんですね。会社員になることが普通の時代ではなくなったのです。
とはいえ、やりたいことが見つからなくてサラリーマンをやっている人も多くいます。安定を求めて大手企業のサラリーマンになる人も多いでしょう。大手企業のサラリーマンを目指しているのであれば、大学に行くために勉強すればいいだけですから。
でも、やりたいことが明確になっていない人は、どうしても勉強のやる気が出てこないです。周りが大手企業のサラリーマンになれば将来が安泰だと言われてなんとなくそれを目指していても、それはあなたがやりたいことではないからやる気が出ないのです。
小学生、中学生、高校生の時点でやりたいことやなりたい職業がはっきりしている人は、そのためにできることを始めることができますよね。教員になりたいと思う人は、教員免許の取れる大学に入るべきです。医者になりたい人は医学部に入るために勉強します。
つまり、やる気が出ないと思うのであれば、今からあなたが本当にやってみたい職業は何なのかを考えてみましょう。すぐに答えを出す必要はないですが、興味のある仕事を考えてみればいいのです。
スポーツ選手でもいいです。
医者でも先生でも弁護士でもいいです。
職人でもいいです。
絶対に消去法で選ぶのは辞めましょう。自分にはどうせ無理だからってやる前から諦めてしまうと勉強のやる気なんてなくなってしまいますからね。目標を持つのは悪いことではないのですから。
とはいえ、なりたい職業には勉強が必要ないと思うこともあるでしょう。でも、これからの時代を有利に生き抜くためには知識が絶対に必要です。自分で学んだり情報を整理したりする力は絶対に必要です。だからこそ、勉強しなくてもいいやと思わないことも重要ですね。
まとめ
勉強したくないって思うのは普通のことです。遊んだりテレビ見たり漫画読んだりするよりも疲れることですからね。
でも、勉強はしないよりもした方が絶対に良いです。
勉強することに喜びや面白さを感じることができるようになれば、これから先の超情報買化社会を生き抜く力になるのは間違いないですからね。
ということで、勉強したくないと思ってしまう3つの理由と3つの解決策…でした。