「物事が長続きしない」
そんな自分に嫌気が差していませんか?
大変なことや辛いことから逃げない自分になりたいと思っているのに、どうしても逃げ出したくなって辞めてしまう、そんな方も多いでしょう。
実は忍耐力の問題ではありません。
本記事では、物事が長続きしない人が長く続けていくために考えるべき4つのことを紹介しています。なかなか続けられないという方は、この4つのことを自分と向き合って考えてみて下さいね。
目次
物事が長続きしない人が考えるべきこと
1.やる理由・目的をハッキリさせる
そもそも物事を始めようと思った時、やってみたいって理由だけで始めますよね。
サッカーをやってみたいからサッカー部に入る人は多いと思いますし、旅行関係の仕事がしたいから旅行代理店に就職する人も多いでしょう。
そういう興味を持って始めるわけですが、何か嫌なことや辛いことがあった時には続ける理由を探すことはなく、辞める理由ばっかり探すんですよね。
ダイエットが続かないという人もそうでしょう。最初は痩せたいって気持ちから始めるのに、気づけば食べたい衝動からダイエットを辞めてしまうんです。
ダイエットを続ければ異性からモテるようになったり、恋人ができるようになったりすることを忘れてしまうんです。何のために辛い思いをしてダイエットをするのか?ということを考えられなくなるんですね。
でも、辛くなった時にやる理由・目的を思い出すことができれば、続けられるようになります。
ダイエットをやめたいと思った時に、「ダイエットで成功して気になるあの子に自信を持って声掛けたい」そんな風に目的や理由が明確になっていれば、頑張ることができるんです。
仕事や部活も同じですし、趣味でも同じです。やる理由や目的が明確なほど続けられるようになります。
人間はラクをしたがる生き物なので辛いことが続くと逃げ出したくなるんです。でも、明確な理由や目的があれば、逃げ出すこともなくなる、ということですね。
2.1度にたくさんのことを始めようとしない
物事が続かないと悩む人の中には、実は意識が高い方に多いです。
自分を変えたい、性格を変えたい、人生を変えたい、そんな風に思って新しいことを一度に2つ3つ始める方が多いんです。
例えば、「早起きと筋トレと読書を毎日やる」みたいな無茶な計画ですね。
当然1度にたくさんのことができるようになるわけありません。身体が悲鳴を上げてしまいます。そしてそれをこなすことができない自分を知って自己嫌悪を感じてしまうんですね。
そうして自分のことを「長続きしないダメな人間」というレッテルを貼ってしまうんです。
でも、いきなり複数のことを出来る人はいません。だからこそ1つずつ始めることが大事ですね。
早起きなら早起きをすることだけでいいんです。それもいきなり2時間も3時間も早く起きるんじゃなくて、10分とか15分とか30分とか。それくらいでもいいでしょう。
読書を続けたいなら、読書だけでいいでしょう。1日1時間なんていきなりできません。10分とか15分とかでもいいんです。
最初からいきなり多くの時間をできなくてもいいんです。少しずつやって続けていきましょう。
3.新しいことを始めることは、何かを辞めるということを意識する
1日は24時間ですし、1週間は7日、1年は365日。これは絶対に変えることのできない現実です。
つまり、限られた時間しかない中で新しく何かを始めるということは何かを辞めるということでもあるんです。
読書を1時間するということは、テレビを1時間見ないということになるかもしれませんね。筋トレを1時間やるということはスマホゲームを1時間やらないということになるかもしれません。
そして勉強を1時間するということは1時間遊ばないということになります。
このように「何かを始める・何かをやる」ということは、「何かをやらない」ということでもあるんですね。
この時、やりたいことを我慢して本当はやりたくないことをやっていたとしても、「やる理由・目的」が明確であればちゃんと続けられます。でも、「やる理由」が明確になっていない時は間違いなくできなくなります。
4.やりたくないことを我慢する必要はない
やりたいと思って始めたことで、やる理由も明確になっている、それでも「やりたくない」って思ったのであればやる必要はありません。
だってやりたくないことを一生懸命やっても意味ないですから。
まわりの人間からは、「途中で投げ出してしまうのはもったいない」と言われることもあるでしょう。でも、あなた自身がやりたくない思うのであれば、やる必要はないんです。
私も会社を自主退職した時「まわりの人間からもったいない」と言われたことがありました。仕事をやる目的や理由はありました。それでも、やりたくないと思ったんです。
そして辞めた結果、本当にやりたいことを見つけてやる理由も見つかりました。最初は確かに大変なこともありましたけど、今では毎日やりたいことに取り組むことができるようになったわけです。
長続きして自分を変えたいなら、やる理由を明確にしよう
物事が続かない人の多くは、自分が嫌いだと思っているはずです。
「こんなことも続けられない自分が情けない」、そんな風に思う人も多いんじゃないでしょうか?
そう思っている方ほど、新しい習慣を作ることができれば必ず人生が変わります。自分への捉え方が今まで以上に肯定的になるので、非常に前向きになれるんですね。
その前向きな気持ちを持つことができるようになれば、「どんなことでも努力すればできるようになる」と思えるようになるので、人生がさらに楽しくなる、ということですね。
多くの人が「自分にはムリ」と思っていますからね。
その最初の壁を越えるために必要なのが、「やる理由・やる目的」ですよね。「楽しいからやる」という風に最初から思えることは少ないはずです。バイトとか仕事とか、キツイですから。でも、自分にとってプラスになる理由が明確ならきっと頑張れるでしょう。
ぜひ自分の殻を破って成功体験を掴みましょう。