心が疲れていて元気が出ない時は誰にでもあります。
私は新卒で就職した会社に絶望してうつになり、早期に退職しました。
退職したことでスーッと心が軽くなったのですが、次第に将来のことを考えた時にもっともっと不安になりました。
昼夜逆転し、ご飯もあまり食べることができず、どんどん気分は下がっていくばかりでした。
それでも時間が解決すると思って何も考えないようにしていましたが、元気になることはありませんでした。
そんな時に「自分を変えることができるのは自分だけ」という言葉に救われ元気を取り戻すためにいろんなことをやってみました。
そう簡単にできることばかりではありませんが、私がやってきたことを教えます。
これを見て、一人でも多くの人に元気になってほしいです。
目次
音楽を聞く
小さいころからもともと音楽は好きだったのですが、うつだった時は音楽をほとんど聞きませんでした。
というか聞くことを忘れていました。
でも、音楽には人を元気にする力があります。
どの国にもあり、形は違ってもどの時代にもありました。
それが音楽です。
私がよく聞くアーティストは、「Mr.Children」と「ゆず」です。
楽器を弾く
何もやる気が出なくて元気がなかった時に、楽器を弾いてみろって先輩に言われてギターをもらいました。
最初は全くできなくてやる気も出ないし楽しくなかったんですが、音を出せるようになり、少しずつ弾けるようになっていくことが楽しかったです。
何かに挑戦することは大きな労力を必要としますが、できるようになることは大きな喜びになるのです。
大きな声で歌う・叫ぶ
もともと歌うことが好きだったのですが、元気のない時は歌う気も起きなかったです。
でも元気のない時にこそ、声を発した方が元気が出てきます。
心のモヤモヤを吹き飛ばすこともイライラを吐き出すこともできるのです。
これは、スポーツにおいても同じです。
私が大学生の時、小学生のドッジボール大会に引率で行きました。
いつもどおりの結果を出すことができなくて、みんなイライラするように。試合のたびに毎回相手のペースにされてしまって、練習通りの結果を出せなかったんですよね。
勝てないというストレスから元気をなくしていたんです。
そんな時に私は子ども全員外に連れだして、「悔しかったことをおもいっきり叫べ!!」と言いました。
「あ”ぁ”ーー!!!」とか「うぉー!!」とか「ふざけんなー!!」とかいろんな言葉が出てきたわけですが、叫んだ後は笑顔になり、その後はいつも通りの試合ができたわけです。
つまり、歌うことや叫ぶことで確実に心の元気を取り戻すことができるわけです。
絵を描く
絵を描くのは私も苦手です。
でも、一生懸命見えているものを1枚の紙に描こうとすることで、物事の本質を捉える練習にもなります。
そして自分でうまくいったと思えれば、それでいいのです。誰かに見せる必要も、上手い下手って言われる必要もありません。
私は絵を描くことで、元気になれた経験がありました。
自分で満足する絵が描ければそれでいいのです。
本を読む
私は、本を読むことで元気になることがありました。
当時は何のために生きているのか?ということを考えることが多かったのですが、この本が一番わかりやすく生きる意味を得ることができました。
私達が生きている意味には、深いワケがあるのです。そのことを説明してくれます。
映画を見る
元気が出ない時、これからどうやって生きていけばいいのかわからなかったんです。
自分はどんな生活がしたいのか?
どんな人生を送りたいのか?
考えてもわからなかったんです。
出来る限り毎日楽しく生きていきたいと思っていたわけですが、そんなことができるほど甘くはないと考えていたのでいずれどこかの会社に就職するしかないと諦めていました。
そんな時、元気をもらったのが、この映画でした。
自分の望む人生を歩んでいいと思えた作品です。
本当に元気をもらうことができましたね。
アニメを見る
映画と同じように、アニメからも大きな元気をもらえます。
何のために生きるのか?
それは、大切な人を守るためでもあります。
そんなことを教えてくれたのは、このアニメでした。
主人公レントンとヒロインのエウレカの2人に起きる様々な試練を乗り越えていきます。
大切な人を守ること、そして助けることの大切さを教えてくれます。
自分も大切な人を守りたいと思えるアニメです。
漫画を読む
大好きな漫画を見るだけで、元気になることってありますよね。
私はバレーボールをやっていたので、この漫画が大好きです。
背が低いということに悩みながらも、できることを必死にやる主人公の健太と、体格に恵まれ、身体能力抜群の前田君。
彼らの友情の熱さを感じ、諦めない心に感動し、挑戦することの素晴らしさを感じました。
漫画を読むことで自分も頑張ろうって思えるようになるんですよね。
外に出て太陽の光を浴びる
家でできることだけでも元気になれるのですが、どうしても暗い気持ちになりがちです。
天気の良い休日には、思いきって外に出て太陽の光を思いきり浴びてみましょう。
それだけで元気になれることもあります。
何千年と地球に明かりを照らしてきた太陽は、人だけではなく植物、動物などの命を支えてきているのです。
だからこそ心から元気になるには、太陽の光を浴びることって大事です。
私は、一日中暗い家にいるだけで、気分が滅入っていました。でも、外に出て、公園のベンチに座ったり散歩するだけで元気になることはよくありますね。
運動する
歩いたり、走ったり、サイクリングしたり、一人でできる運動でも気分が清々しくなることは多くあります。
なんとなく元気が出ないときは、どうしても塞ぎこんでしまいがちですが、軽く汗をかく程度の運動をすることによってモヤモヤしたものが身体の外に出て行くことも多くあります。
私は走りながら風を感じたり景色を楽しんだりすることで、心がスッキリします。
仕事で行き詰まった時、何かに悩む時、モヤモヤする時、汗と一緒に流してしまいましょう。
人に会って話す
心に元気がない時、誰かに話を聞いてもらうことでスッキリした経験てあるんじゃないでしょうか?
私もよく高校時代の先輩に話を聞いてもらったことがあります。
これからどうすればいいのか悩む時、いつも優しく話を聞いてくれて、また何かあったら頼っていいよって言ってくれることで心がフッと軽くなったことがありました。
また、誰かに話をすることで、あなたが考えていたことが整理されてこれからどうしていけばいいのかということに気付くこともできるようになるでしょう。
自分の話をきいてもらいたいと考える時、的確なアドバイスが欲しいというよりも、相手に共感してほしい事のほうが大きいです。
「うん、わかるよ!」
「それでいいと思うよ」
その言葉を聞けることで、あなたは元気になれるのですから。
だからこそあなたが誰かに相談された時、アドバイスを言おうとするのではなく、共感してあげて下さいね。
カフェに行く
外に出て、カフェに行くと気分が落ち着きますね。
非常にゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
コーヒーを片手に外の景色を眺めながら考え事もいいでしょう。本を読むのもいいでしょう。
時間をゆっくり感じることができる場所で過ごすだけで、元気になることができるのです。
私はよく、窓越しに歩く人たちや景色を眺めながらコーヒーを飲むのが好きです。
時間に追われていれば気付くことのなかったものに気付くことができるのです。
好きなものを食べる
食べるというのは、生命を維持するための行動であり、幸福を感じやすい行動になります。
好きな食べ物を食べることで、元気になることは当たり前のことなのです。
何気ない食料にも感謝することができるようになります。
スーパー銭湯・温泉に行く
温泉や銭湯に行くことで、身体の疲れを取ることができるだけでなく心のリフレッシュにもなります。
水やお湯には、リラックス効果があり、水温・水圧・浮力の水の特性が身体に良いとされています。
ちょうどいい温度に入ることで、副交感神経が優位になりリラックスしますし、水圧によって血液の流れをよくします。
そして浮力によって、自分の感じる体重がおよそ1/9になるのです。
身体の調子が良くなれば、心が元気になりますよね。
私はお風呂に行くのが好きなので、最近疲れてるなーと思ったらスーパー銭湯に行きます。
汗と一緒にモヤモヤした気持ちを晴らすことができるのでオススメですね。
海に行く
海の近くに住んでいる人であれば、見に行く人も多いのではないでしょうか?
海は地球にとって欠かせない資源であり、多くの命を支えています。広くて綺麗な海を見て、波の音を聞いているだけで心が落ち着くはずです。
私は埼玉県に住んでいるので、海は近くにありません。
だからこそ海を見に行くのが好きなのかもしれませんね。
海が見えるだけで嬉しくなるんです。
川に行く
川の流れの音を聞きながら、マイナスイオンを浴びるだけで心は元気になります。
自然には人を癒やす力があるんです。
私が元気なかった時、すぐ近くの川辺に行って癒されることもありました。
美空ひばりさんの「川の流れのように」にもありますが、ゆるやかに自分の思う道を進めばいいと思えるようになったこともありました。
くねくね曲がることは悪いことではないんです。どう進んでも海に辿り着くんじゃないかって思えるようになりました。
芝生の上に寝転がって空を眺める
最後はこれです。
地球に寝転がって空を見て下さい。
私はこれだけで生きている実感が湧きました。
この凄まじく大きい地球に寝転がって、さらに大きい空を眺める。
そしてその奥にはもっと大きな宇宙が広がっています。
今まで自分の悩みはすごく大きいものだと思っていましたがそうやって地球のこと、空のこと、宇宙のことを考えた時、悩み事が小さく感じました。
確かに抱えている人にとっては深刻な悩みだってあります。それが原因で元気が出ないんですから。
でも、芝生に寝転がって空を眺めるだけでそんなこと本当にちっぽけだって気付きます。
もちろん、そう思えないことだってあるかもしれないですし、その時だけしかそう思えないかもしれません。
事実、私は1ヶ月もすれば、すぐにそんなこと忘れて悩みましたし。
人間は生きていけば必ず悩みに直面するんです。
元気が出ないことだってあるんです。
でも、ずっとその状態でいたいと思わないですよね?
幸せになりたいと思うはずです。そうなるためには、自分で何かしら行動を起こさなきゃいけないことも知っているはずです。
後は、元気になって
「俺ならできる!」
「私ならできる!」って思えるかどうかなんですよ。
そう思えるほどの元気を分けてくれるのが、私達なんかよりもずっとずっと昔から存在している地球であり、海であり、自然なんです。
自然からもらえるパワーには大きなものがありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
私が実際に元気になった方法だけをまとめてみました。
でも、決して無理をしないことです。
やりたくないことをやろうとすることがストレスに繋がります。
やってみたい、やりたいなって思うことから始めてみればいいんです。
川のようにクネクネ曲がっても、最後は大きな海、つまり幸せが訪れます。必ず自然があなたを元気付け、勇気付けてくれます。
ゆっくりでもいいんです。必ずあなたも元気になれますよ。
ということで、【保存版】暗くなった心が元気になる方法を17個紹介!…でした。