- 記事公開日 2015-11-8
- 最終更新日 2017-4-13
- 自分の性格を変える方法
- 自分を認める
自分のことを好きになれない理由は人それぞれあることでしょう。以前の私も自分自身が嫌いで仕方ありませんでした。
人にはよく思われたいと心で思う自分が嫌いでしたし、自分で決めたこともできない自分が嫌いでした。とにかく自分に対する評価が低かったんですよね。
これを読んでいるあなたも、私と同じように悩んでいませんか?自分のことを認めてあげたいけど、なかなかそうもできずに自分を嫌いになっていませんか?
私達誰もが自分を好きになることは可能ですし、自分を変えることもできます。私は事実自分を変えることができ、自分のことが好きです。私が変わることができたことを解説していきます。
まずは好きなことをやっている自分を認めよう
どんなに自分のことが嫌いでも、好きなことをやっている時は忘れますよね。私はスポーツをしている時は、自分のことを嫌いだと思いませんでした。
確かに好きなことばかりをやることはできないですが、好きなことをやるだけでストレスの発散になります。だからこそ、嫌なことも忘れるというわけですね。
逆に言えば、自分に対してイライラして自分を許せないと思っている時ほど、好きなことをやろうとなかなか思えないものです。それでも好きなことをやって忘れることができれば、一気に楽になるのです。
もし、好きなことなんてねーよって言うのであれば、オススメが3つあります。
1.スポーツ
2.読書
3.映画鑑賞
これらは多くの金額を必要としませんし、気軽にできます。それこそ2時間やるだけで心がフッと明るくなります。スポーツであれば、ランニングや水泳でもいいですし、ダーツやビリヤードなんかもいいですね。気軽に一人でもできるスポーツはたくさんありますから、やってみてください。
また、読書は気軽にできるにも関わらず、本の世界に引きこまれていきます。そして読書をする自分に対して自信を持つことができるようになるでしょう。カフェに本を持って入って読むだけで、かなりのリフレッシュになるでしょう。
映画ももちろんそうです。元気をもらえる映画だけではなく、これからあなたが生きていくにあたって役に立つ内容の映画だってたくさんあるのです。私も自分が嫌いで、人生に希望を見出す事ができなかった時に映画に助けられることもありました。
自分を攻めてばかりいても始まりませんから、気持ちを切り替えるために好きなことをやることから始めてみましょう。
人と比較するのを辞める
もちろん好きなことだけをやっていても、自分を認められるようになるわけではないですよね。根本的に自分を認めてあげることが大事になるのです。
そのためには、人と比較するのを辞めましょう。あなたにはあなただけの良さがありますから、誰かと比べる必要なんてないですし、優劣を付けることではありません。
私たちは学校生活の中で成績というものさしで比べられてきました。だからこそ当たり前のように自分の位置を確認してしまいますよね。学歴や収入、家の場所、家の大きさ、マイカーの有無、資格の有無、文章力、営業力、プレゼン力、など挙げたらキリがないのです。
そうやって人と比べて、勝手に劣等感を感じていませんか?
人にはできることが自分には出来ないとわかる時ほど、悔しい思いはないでしょう。私は新卒で入社して数ヶ月で辞めました。そのままニートになってしまったので、同期の人間には勤めることができるのに自分にはできなかったという強い劣等感が鬱状態にまでなりました。
しかしながら、人と比較するのを辞めようと決意した時から、本当に心が楽になりました。年収やキャリア、仕事内容を人と比べず、自分が幸せな人生を送れればそれでいいと気づいたのです。
いちいち自分を批判しない
自分を認めようって思っていても、そんなに簡単なことじゃないのです。でも今からできることは、自分を批判しすぎないことでしょう。
何か失敗したら、自分のせいだと強く思いすぎていませんか?自分に対してキツイ言葉を投げかけていませんか?それをまずは辞めましょう。
確かに人生が辛い時には、自分を批判したくなります。あの時どうしてああしてなかったんだって言いたくなるし、どうしてそんなことをしてしまったんだって言いたくなります。でも、批判しても何も生まれないのです。
後悔から学習することはできますが、後悔から批判だけしていても成長出来ません。
完璧主義を辞める
人間である私たちは失敗することもあります。しかしながら、自分を批判する人たちは失敗してはいけないと思っているのです。
もちろん失敗してはいけないことだってありますし、失敗したという理由が通じないことだってあります。それでも失敗してはいけないと思うのを辞めるようにしましょう。
完璧主義というのは、これからの時代を生きるのに適していません。ほどほどに力を抜くことが必要な時だってありますし、失敗してはいけないと気負いすぎることによって、自分を苦しめてしまうのです。
私が新卒で入社した会社を数ヶ月で辞めてしまった理由は、完璧主義からでした。営業では同期の人間にどんどん遅れを取っているような気がして、寝る間を惜しんで知識のインプットに時間を費やしていました。週末の夜にほとんどの人が遊びに行っている中、先に帰って勉強していたのです。
それにもかかわらず、営業はうまくいかず、徐々に心身共にボロボロになって会社に行けなくなってしまったのでした。あの時もっと気を緩めることができたら、心までボロボロにはならなかったかもしれません。
完璧主義を辞めることは勇気のいることですが、結局うまく人生を渡り歩けるのは、適度に力を抜ける人間なのです。
自分のルールを変える
さて、あなたの頭の中には、「こうじゃなきゃいけない」という思いがありませんか?完璧主義に近いですが、少しだけ違います。要は、あなたの中にあるルールのことです。
もちろん親に教えられてきたこと、学校で学んできたこともあるでしょう。でも、それが次第に自分のことを苦しめるようになるのです。
会社に行かなきゃいけない
仕事をしなきゃいけない
勉強しなきゃいけない
遊んじゃいけない
無駄使いをしちゃいけない
ご飯を残しちゃいけない
でしゃばっちゃいけない
目立ったらいけない
心配かけちゃいけない
こんな風に、「◯◯しなきゃいけない」「◯◯しちゃいけない」と自分の行動を狭めたり自分を苦しめたりするルールが実はたくさんあるわけです。
特に真面目人ほどたくさんあるのです。でも、必ずすべてを守らなきゃいけないわけじゃないんですよね。むしろ◯◯しなきゃいけないと強く思っているのに、できなかったら自分を強く攻めてしまい、認めることなんてできないわけです。
だからこそ、大事なことは、
「たまには◯◯してもいい」
「たまには◯◯しなくてもいい」
と思うことなのです。
こうやって自分を許してあげるだけで、一気に楽になることができるでしょう。そうすると、自分を認めやすくなるはずです。できなくてもいいと許すことから始めましょう。
いつでも自分の味方でいる
ここまで考え方を変えることができたら、最後は、自分の味方をしてあげることです。自分に対して厳しく接したくなることもありますが、あなたがあなた自身の味方になりましょう。
できたことがあれば、素直に喜びましょう。できなかったことがあっても決して批判せずに、お疲れ様、よく頑張った、次は失敗しない方法を考えよう、などのポジティブな言葉をかけるのです。
そういう言葉かけを自分自身にすることができる人ほど、自分自身を認めてあげることができ、確実に成長することができるようになります。あの松岡修造さんも、「お前ならできる!」と声をかけたからこそ、あれだけの結果を残すことができたと言っていました。
私も時々不安になることがありますし、失敗した時には批判したくなります。それをグッと抑えて第三者視点から自分の味方をし、自分のことを認めてあげるだけで自信が出てきます。
自分を救うためにも、自分が味方になってあげましょう。
まとめ
自分のことを認めてあげることができれば、人生が大きく変わることでしょう。
私はずっと劣等感の塊でした。だからこそ、人一倍努力しなきゃいけないと思っていましたし、常に完璧を求めていたのです。でも、努力しても完璧には届かない。だからこそ、どんどん劣等感を感じてしまい、自分を認めてあげることができなかったのでした。
そんな私でも変われたのですから、必ずあなたにだって変わることができるはずです。
1.好きなことをやる
2.人と努力するのを辞める
3.自分を批判しない
4.完璧主義を辞める
5.自分のルールを変える
6.自分の味方でいる
これだけで必ず人生が変わっていくので、ぜひやってみてくださいね。
ということで、自分を認めることが必ずできる6つの方法…でした。