私はずっと自分に自信がなかった人間だし、自分にできることがないと思っていました。だから就活でも自分にできることってなんだろうってすごく悩みました。
私の知り合いには、英語が得意で英語を活かした仕事をしようと頑張っていたり、心理学を勉強して心理カウンセラーになろうと頑張っている人がいました。
そういう人たちを見てきて「俺には何もできることがない・・・」と悩むことがたくさんありました。
自分にできることを見つけて仕事に活用したい
そう思う人はたくさんいるんじゃないでしょうか?
私が経験して学んできたことは、自分の得意なことを見つけようと悩むよりも自分の得意なことを身につけることが大事だということです。
なので、できることを身につける方法をお伝えしていきます。
目次
私が身につけた「できること」
私がかつて大学生だったころ、就職活動するにあたって自分にできることが見つからなくて相当悩むことがありました。
だからこそ業界を絞ることもできなかったですし、心から本音の志望理由を考えることができなかったので、見せかけのような志望理由を伝えてはお祈りメールが来ていました。
就活を進めていくにあたって、自分にどんどん自信をなくしていましたし、どんなに考えても自分のできるこややりたいことが見つかりませんでした。
そして説明会や集団面接、グループディスカッションなどで知り合った学生たちがやりたいことを明確に見つけている様子を自分と比べてしまって、自分にはできることがないから、社会には必要とされない人間なのかもしれないと考えたこともありました。
でもちょうど1年前、今できることを見つけることも大事なことだが、様々なことを身につけてできることを増やすことの方がもっと重要だと教えてもらうことができました。
そうして私ができるようになったことは、
- 毎日継続的に行動することができるようになった
- 自分に自信を持つことができるようになった
- 文章を書くのが全く苦痛じゃなくなった
- タイピングが少しは早くなった
などが挙げられます。
これらはすべて1年前には全くできなかったことです。
最初から「これは私にはできない」という心の壁を破壊し、正しいやり方を継続することができれば、必ずできるようになります。そうすれば、あなたにもできることがどんどん増えていくことでしょう。
知識をとにかく吸収する(インプットを多くする)
まずはあなたが手に入れたいと思っていることに関する情報をどんどん吸収していきましょう。
英語ができるようになりたいと考えるのであれば、英語の本や単語を読むこと、実際に音声を毎日のように聞くことも大事ですし、発音することも大事です。
つまり、英語に触れることが何よりも大事だということです。
他の例、、、たとえばPC操作ができるようになりたい場合。
とにかくPCに触れることが大事です。それこそ、毎日PCをいじることも大事になってきますし、PC関連の情報をどんどん頭の中にインプットしていかなければやっぱりできるようにはならないんですよね。
正しいタイピングの仕方を覚えるためには、正しい指の位置を覚えなければいけないですし、WordやExcelなどを効率的に使えるようになるためには、その方法を知っておかなければいけません。
まずは、できるようになりたいことについての知識をどんどん増やしていきましょう。
実際に行動する(アウトプットする)
しかしながら、どれだけ知識とか情報を手に入れたとしても、すぐには出来るようにならないのが現実です。
むしろ、覚えたことや初めて知った情報をどんどん使わければ忘れてしまいます。
例えば、サッカーに対する様々な戦術を雑誌でたくさん知ったとしても、それを実際にやらなければすぐに忘れてしまうわけです。
それこそ今まで知らなかった英単語を知ったとしても、使わなければすぐに忘れてしまいます。
PCも同じですよね。PCに関する知識がたくさんあって、PCの内部のこととかソフトの使い方をたくさん勉強したとしても、実際に使ってみなければほとんど忘れてしまうんです。
勉強もそうでしたよね。
定期テストの前になっていきなり1ヶ月以上前のことを勉強しようと思ってもほとんど忘れてしまっているからまた1からのスタートになってしまうわけです。
でもやっぱり毎日コツコツ復習をしている人たちは成績が良いわけです。どんなに頑張って一夜漬けを頑張ったところで、1時間後には50%近く忘れてしまっているわけですからね(笑)
だからこそ、情報や知識を吸収することも大事なのですが、それ以上に学んだことを実践する方が重要になってくるわけです。
私は1年前からPCで文章を頻繁に書くようになったわけですが、それまでPCを使うことに慣れていなかったですし文章を書くこと自体も嫌いでした。
しかしながら、文章の書き方とかPCの使い方を学びながら、毎日文章を書くようになったことがきっかけで、楽しくなったし自分にもできることがあると強く思えるようになっていきました。
確かにブログを書くことなんて誰にでもできることかもしれませんが、当時の私からすれば大きな進歩です。そうやって人と比べなくなったことで、自分にもできることがあると思えるようになったのかもしれないですね。
自分のアウトプットを振り返る
行動するところまで出来ても、続かない人、もしくは結果を出すことができない人が必ずいるわけです。
何がいけないんだと思います?最善の行動を続けていないからなんですよね。
できることを身につけたいと考えているのであれば、最速で身につけたいですよね?その場合、間違った行動をしていたら、遠回りになってしまうわけです。
だからこそ、以下のようなサイクルで行動を見なおしながら行動するようにしましょう。
行動は正しかったのか?を常に分析する
できることを身につけたいと考えているわけですから、行動することが最も大事なことではありませんよね?
英語を話すことができるようになりたいと思っているのに、ひたすら英文法の勉強をしても仕方がないわけです。
泳げるようになりたいと思っているのに、水中で歩いていても意味が無いわけです。
英語を話せるようになりたければ、なんとかして人と話す時間を作るべきですし、泳げるようになりたければ、ビート板とかを使ってとにかく泳ぎに近づけなければ意味がありません。
今やっていることは、目標に近づいている行動なのかどうかを考えることです。
改善点をあぶり出す
で、行動していくと、少なからず挫折しそうになることとか、壁にぶつかることってあるんです。結果を出したいんだけど、その結果までなかなか到達しないことともあるわけです。
スポーツ選手でもよくあるそうです。結果を出したいけど、いつも後一歩で終わってしまうとか。
勉強でいえば、伸び悩むって言葉や、スランプって言葉がぴったりですかね。
でも、実はそういう時って改善すべきポイントがどっかに必ずあるわけです。そこが自分の限界と考えずに挑戦することができるか、はたまたそこで諦めるのか、そこが分かれ目ですね。
具体的な方法としては、成功している人の行動と自分の行動を比べてみたり、より多くのインプットをすることで、自分の改善点が必ず見つかります。
ただ、重要なことは、その改善点は仮説でも問題ないということです。
改善して行動する
そして改善したことがわかったら、それをすぐに次の行動から反映させていくわけです。
はっきりとそれが改善点だとわからない場合がほとんどなので、「この部分を改善してみたら結果が良くなるかもしれない」と仮説を立てることが大事なわけです。
そしてうまくいけば、そこが改善点だったことがわかりますし、実際にそうじゃなかったとしても立てた仮説はなぜ間違っていたのかを考えることで非常に勉強になるわけです。
仮説を立てる事ができるようになると、どんどんできることを身に付けることができるようになるわけです。
毎日繰り返す
そして最も難しいことが、毎日これらの行動を繰り返すことです。
私はどんなに時間がなかったとしても文章を書くようにしています。
エビングハウスの忘却曲線でも分かる通り、人はすぐに忘れてしまいます。だからこそ毎日コツコツ繰り返すことが非常に大事ですし、身体も脳も使えば使うほど動くようになります。
だから毎日行動してみてください。
まとめ
できることがないって悩んだり落ち込んだりする気持ちは本当にわかります。自分の存在価値を見いだせないことほど辛いですし、誰にでもできる仕事をしている事によって悩むこともありました。
自分にしかできないこととか、自分のやりたい仕事をしたい!と本気で考えるようになりました。
多くの人は、「自分のやりたいことを仕事にできる人はいない」って言いますが、私はできると思っています。
やってみたいと思うことを全力で身に付けてしまえばいいだけですから。
自分にできることだけを探すんじゃなくて、できることを身に付ければいいんです。
私はそうやって少しずつ人生を変えてきました。
そうやって人生を変えた人というのは、私以外にもたくさんいるのです。
ということで、できることがないと言う人は、身に付ける方法を絶対知った方がいい…でした。