- 記事公開日 2014-12-18
- 最終更新日 2017-4-13
- 自分の性格を変える方法
- 克服, 怒りっぽい性格, 治す, 短気
今この記事を見てくれているということは、短気な自分を嫌いになっているということではないですか?
「怒る」という感情は悪でしょうか?
なければいいのにって思ったことありますか?
筆者はあります。怒るという感情がなければすべて丸く収まるんじゃないかなって感じたこともあります。
しかし、「怒る」という感情に対してそこまで否定的になってはいけません。
人間にとっては大事な感情の一つであり、人間関係を深める上でも非常に大事な役割を担っているのです。
怒りの原因と行動
私達が誰かに怒る時は、
- 相手に裏切られた
- 相手に不満を感じている
- 相手に攻撃された
- 相手に傷つけられた
などを受けた時です。
その時の行動としては、
「ふざけるな!」と言って声を荒らげたり
「ふーんそうなんですか」と言って冷静に怒りを表したり
「無視をする」などのネグレクトと呼ばれる方法を使って怒りを表したり、といった行動を示すわけです。
じゃあどうして「怒り」という感情を抱くのでしょうか?
確かに攻撃をされたり、批判されたりすれば怒るのは当然のことです。
むかつくと思って先ほど挙げたような行動を取るようになるわけです。
しかしながら、怒りの行動の裏側には大きな背景があるわけです。
- 「認められたい」でも「認めてもらえない」
- 「わかってもらいたい」でも「わかってもらえない」
- 「愛されたい」でも「愛してくれない」
- 「助けてもらいたい」でも「助けてもらえない」
- 「仲良くしたい」でも「仲良くしてくれない」
そういった感情が湧き上がった時に怒りという感情が湧き上がってくるわけです。
怒りの感情は、感情の蓋と呼ばれます。
つまり、◯◯してもらいたいという感情に蓋をして◯◯してもらえなかったことに怒りの感情をぶつけてしまうわけです。
本当は怒りの感情の下には、悲しみの感情がよく潜んでいるわけです。
しかしながら、その悲しみを伝えてもこれが原因であり、背景だということです。
これから意識するべきこと
怒りを使ってコミュニケーションを取ることによって、相手を傷つけていたり、人間関係がうまくいかなくなってしまったり自分自身が疲れてしまったりすることもあるでしょう。
ですから、怒りを抑えこもうと努力をしてきたこともあるかもしれません。そしてとにかく怒りっぽい性格、短気な性格を治したいと心から思っていることと思います。
怒りっぽい性格の自分を認める
あなたが怒っているということを認めてあげましょう。
怒りという感情は抑えこもうとすればするほど、どんどん大きくなってしまいます。これから怒りっぽい性格とうまく付き合っていくためには、認めることは非常に大事になってくるわけです。
その理由は、自分が怒っていることを認めてあげて気付いてあげることができれば怒りの感情に素早く対処できるようになるからです。
怒っている状況、感情に気付くことさえできないままだと怒りをコントロールすることも、怒りっぽい性格を治すこともできないわけです。
怒りに気付いた時にその背景にある気持ちに気付く
先ほどにも書きましたが、怒りという感情の背景には「悲しい」「理解して欲しい」などの本当の感情があるわけですその感情に気付くことが怒りっぽい性格を治すためには不可欠なわけです。
そうして怒りという行動を辞めて、裏側にある感情を素直に伝えることを意識するわけです。
悲しいのであれば、悲しいと伝えればいいわけです。
理解して欲しいと思えば、理解して欲しいと伝えればいいわけです。
この感情を伝えることは非常に勇気のいることですが、必ず伝えることができるでしょう。
まとめ
- 怒りという感情を否定しないこと
- 怒りの感情と行動の背景には本当の感情があることを知っておくこと
- あなたが感じた怒りという感情に気付き認めてあげること
- その怒りの背景にある本当の感情に気づいてあげること
- そして本当の感情を伝えるコミュニケーションスキルを身につけること
この流れをしっかり理解して行動していくだけで
必ず短気・怒りっぽい性格は治すことができるようになります。
もし怒りっぽくなった原因が、更年期かもしれないと思っている方は以下の記事を参考にしてみてください。
⇒更年期のイライラを解消する方法
ということで、怒りっぽい性格、短気を治すために今から意識するべきこと…でした。