- 記事公開日 2017-7-3
- 最終更新日 2017-7-6
- 人間関係を良くする方法
- 付き合うコツ, 対処法, 特徴, 頑固な人
頑固な人と付き合っていかなきゃいけないけど、なかなかうまく付き合うことができなくて困っているという方も多いのではないでしょうか?
実際頑固な人が身近にいると結構疲れますからね。
そこで、今回は頑固な人と上手に付き合っていくコツとして、対処法を解説していきたいと思います。
目次
頑固な人の特徴
まず頑固な人の特徴を抑えておきましょう。
というのも、人間関係を良好にするためには、相手のことを知る必要があるからですね。相手がどんな人間でどんな性格なのか?ということを知っておくだけで付き合い方や接し方が大きく変わります。
とりあえずここでは代表的な4つの特徴を紹介します。
わがままである
頑固な人のほとんどがわがままです。すべて自分の思ったとおりにしたいと思っています。
自分が食べたいものを食べたいし、自分が行きたいところに行きたいし、自分が見たいと思ったテレビを見ないと気が済まないのです。
逆に言えば、食べたくないと思ったものは食べないし、行きたくないところには行かないし、見たくないものややりたくないことは一切やらないということですね。
ある程度大人になれば、子どものようにわがままを言わなくなるものですが、頑固な人は非常にわがままな性格をしていると言えます。
聞く耳を持たない
頑固な人は聞く耳を持ちません。自分の意見が絶対だと思っています。
そういう態度を見せない人もいるんですけど、心の中では自分の意見が1番だと思っている方も多いですね。つまり、人の意見は参考にしないのです。
人生っていろんな経験をすることができて、それが1番楽しいことだと思うんです。でも、頑固な人は自分の経験したことだけしか信じません。つまり、他人が経験してきたことを参考にして学ぼうという気は一切ないということになります。
なので、あなたが必死に伝えようとしても実際は話を聞いてくれないことも多いかもしれませんね。
自分を特別な存在だと思っている
頑固な人は、自分を特別な存在だと思っている場合があります。
自分は優れた人間だと思っていたり、自分は周りの人間とは違うとか、そういう風に特別な存在と信じているんですね。
このように思う理由は、自分の意見が絶対だと思っているからでしょう。自分の意見が100%正しいと思っていて、他人の言っていることが間違っていると思っているからこそ、自分を特別な存在と思うわけです。
優秀な方ほどそうかもしれませんね。
プライドが高く自尊心も高い
頑固な人は、総じてプライドが高く、自尊心も高いです。
自尊心とは、自分を肯定する考え方のことです。簡単に説明すると、自分は有能だと思う気持ちや自分には価値があると思う気持ちのことです。
つまり、頑固な人は自分には価値があると自分で思うことができているんです。だからこそプライドが高く、人に負けたり指示されたりするのが嫌いなんですね。
自信過剰な場合もありますが、それも立派な才能です。本人は幸せに生きることができているわけですから。ただまあ付き合う方はちょっと大変ですけどね。
頑固な人の対処法
頑固な人の特徴を挙げたわけですけど、これらの特徴を知った上で、対処法を意識してほしいんですね。
ようは、頑固な人の性格を変えることなんてできません。あなたがどんなに努力しても相手の性格を簡単に変えられるわけがないんですよね。
だからこそ上手に付き合っていくためには、相手の性格的な特徴を理解した上で付き合い方を変えていくことが必須になるのです。
以下対処法を解説していきます。
刺激せず、まずは理解する(反論や批判をいきなりせずに理解する姿勢を取る)
これまでに頑固な人と付き合っていく中で、言い合いになったことがあるのではないでしょうか?
私は基本的に人とのコミュニケーションをしていく中で、人と言い合いになったことはありません。というのも相手をまず理解しているからですね。
頑固な人は基本的に相手の言うことに対して聞く耳を持ちません。自分の意見や考えが絶対に正しいと思っているからですね。
だからこそ、相手に対して言いたいことがあったとしてもまずは100%理解しましょう。反論、批判をしないことです。仮にあなたが頑固じゃなかったとしても、いきなり自分の意見を批判されたり否定されたりすれば、腹が立ちますよね?否定や批判、反論というのは、結構腹が立つものなんです。
で、頑固な人というのは、自分の意見を肯定してくれる人や賛同してくれる人が好きなんですよ。
話を聞いてあげて、理解したという反応を示せば、「そうだよな!」とか「わかってるね!」とかって相手は機嫌が良くなります。
だからこそ、まずは聞き役に徹して理解を示しましょう。仮に全く理解できないことでも一旦聞いて理解してみましょう。
要求を聞いてもらいたかったら、相手の要求を先に聞く
とはいえ、頑固な人の御用聞きになる必要なんてありません。それじゃあ上手な付き合い方になりませんからね。
なので、頑固な人の話を理解し相手の要求や依頼なんかを受けてみましょう。最初だけでもいいので。
そうすると、なんだかんだ頑固な人でも、良くしてもらっていると感じるようになります。そうしたら相手も恩返ししたくなるでしょう。
つまり、相手の要求を受けてからなら、相手もあなたの要求を受けてくれる可能性が高くなるということです。
どうしてもムリだったら、距離を取る
とは言っても、やっぱり相手の意見すべてを聞き入れ理解するのは大変なことです。正直疲れます。
なんで自分ばっかり相手に合わせてあげなきゃいけないんだって気持ちが芽生えてくる可能性もあるでしょう。そうなってしまった時はどうしようもないので、距離を取るようにしましょう。
前述したとおり、他人の頑固な性格を治すことはできません。まあ家族であればできることもあるかもしれませんが、赤の他人の性格を変えることはまずできないでしょう。
だからこそ、あなたから適度に離れていくしかないんですよね。それがあなたの心の健康にもなるはずですから。ムリをする必要はない、ということですね。
まとめ
頑固な人というのは、自分の意見を曲げたり変えたりすることをすごく嫌います。だからこそあなたが我慢しなきゃいけないことも多くあるかもしれません。
でもずっと我慢する必要はありません。我慢の限界になったら、言いたいことを全部言ってもいいと思いますし、口論になってもいいと思います。
もちろん距離を取って接する時間を短くすることも適切な判断です。
大事な事は、あなたが我慢して心の健康を損なってしまうことですから。自分を大事にして下さいね。