- 記事公開日 2017-2-5
- 最終更新日 2017-4-13
- 自分の性格を変える方法
- 克服, 原因, 自分に自信がない
あなたは自分に自信がありますか?
筆者はずっと自分に自信を持つことができず、人と比べては劣等感を感じていて「自分にはどうせできない」と思っていた時期がありました。
高校時代ではバレーボール部に所属していたのですが、引退までに公式戦で1勝もできなかった経験があります。どうせ自分が一生懸命やっても勝てないんだって思いました。
大学生社会人と成長してもそれは変わらず、常に自分に自信がなくて新しいことに挑戦することも苦手だったのです。
そんな自分を変えたいと思うようになり、何が自分の自信のなさに繋がっているのか、どうすれば克服できるのかを考えました。そして以前よりも自分に自信を持つことができるようになり、人生が変わりました。
この記事では、自信がない原因と自信がないという気持ちを克服する方法について紹介していきます。
目次
経験が少ないと感じる
何かに挑戦しようと思っても自信がなくて行動に移せない場合、経験が少ないという理由が考えられます。
私は営業という仕事に自信を持ってできなかった経験があります。
新卒で入社した会社で営業職になったわけですが、自信を持ってお客さんに会えなかったのです。それは、営業経験が全く0だったということもありますし、これから自分が紹介しようとしている商品のことをしっかり理解できていなかったからということもあります。
もしそれまでに営業経験が少しでもあればもっと自信を持ってお客さんに会うことができたかもしれません。また、売ろうとしている商品やサービスについて完璧に理解できていれば、もっと自信を持って営業ができたかもしれません。
どうしても経験が少ないと感じてしまうと、自信がなくなってしまうのです。
テストでもそうですよね。それまでに完璧だと思えるくらいに勉強していれば自信を持って取り組むことができるはずです。でも、自分の中で勉強する時間が不十分だと感じていると自信を持って取り組むことができないのです。
周りと比べてしまう
自分の中ではそれなりに自信を持って取り組めそうだと思っても、自分よりも努力しているであろう人を目の前にすると自信をなくしてしまいますよね。
スポーツの世界でもよくあるはずです。
私は高校でバレーボールを必死にやっていました。毎日練習も頑張っていましたし、キツイ夏合宿だってやりました。でも、大会に行って他の学校の生徒の練習を見ているだけで自信がなくなってしまうのです。
「あの人のアタック早い・・・」
「あの人ジャンプ力すごい・・・」
「レシーブうまい・・・」
そんな風に他人を見るだけで自分の自信がなくなってしまうのです。今までやってきた練習のことなんかすべて忘れてしまうんです。そして私の場合、一度も勝利をしたことがなかったので、本当に自信を喪失していました。
でも、スポーツの世界で結果を残している人たちを見ていると、周りと比較することは一切していないんですよね。自分がやってきたことだけを信じて自分の練習の成果を出すだけなのです。他人と比較していないのです。
うまくいかなかった時のことを考えてしまう
自信がなくなってしまう原因には、うまくいかなかった時のことや失敗してしまった時のことを考えてしまうのです。
で、そう考えてしまうことによって、実際に失敗してしまったりうまくいかなかったりするものなんですよね。
ポジティブな人たちは、うまくいかなかった時のことなんか一切考えないのです。うまくいくと思って取り組んでいますし、うまくいかなかったとしてもまあなんとかなるよねって思っているのです。
ビジネスの世界でもそうですよね。正直何が儲かるのかなんてわかりません。もちろん借金を抱えてしまうリスクだってあるでしょう。
でも成功している人たちは、失敗したらどうしようとか考えないんです。やりたいから挑戦するだけなのです。自信がない人たちは、失敗したらどうしようって思ってしまい、やりたいと思っても行動できないというわけですね。
幼少期の失敗経験のトラウマ
もしかしたら、幼少期に失敗した経験から、ものすごい怒られたなどのトラウマになるようなことがある場合もあるでしょう。
私はトラウマになるほどではありませんでしたが、両親は非常に厳しく、失敗することで怒られた経験は何度もあります。小学校のテストの成績で怒られたこともありましたし、通知表で怒られたこともあります。
その時から失敗してはいけないというプレッシャーが自信のなさを作っていたのかもしれません。
成功経験の乏しさ
そして、成功体験の乏しさも関係あるでしょう。
自信にあふれている人たちは、結果を出している人たちがほとんどです。
スポーツの世界だって、結果を出している人たちは自信のある表情でプレーできているはずです。もちろん負けてはいけないというプレッシャーを背負っていることもあるでしょう。
でも、やっぱり試合に1度も勝ったことがない人と何度も勝ったことがある人であれば、自信は全く違うはずですから。
私の弟は高校受験に向けて中学1年生から塾に通っていました。一流と呼ばれる高校をすべり止め以外に7校受けて、6校落ちました。まだ1校の受験が残っている状態でしたが、自信を失って行きたくないと泣いていたほどです。
なんとか学校に向かって、最後の1校を受験し奇跡的に受かりました。とはいえ、6校落ちた時彼は自信をすべてなくしたのです。いかに成功という体験が自信を作るかがわかりますよね。
自信がない原因には成功体験が少ないのです。
克服するためにやるべきこと
では、ここからは自信のなさを克服するためにやるべきことをお伝えしていきます。
最も必要なことは、「根拠のない自信を持つ」ということです。
仮に経験が少なかったとしても
周りと比べて努力してきた時間が少なかったとしても
成功体験がなかったとしても
「俺ならできる」「私ならできる」と強く思う事が大事なことです。
超ポジティブな先生とか人に「君ならできる」と言われるとできるような気がするじゃないですか。それを自分自身に向けて言うのです。「俺ならできる」「私ならできる」って。
別にできないと思っていてもいいです。
声に出して「俺ならできる」「私ならできる」と言い聞かせてみてほしいのです。
不思議と自信が湧いてきます。
そしてそのことを言い聞かせつつ、以下の3つのことを意識してみて下さい。
- 失敗してもいいと認める
- 失敗を失敗と思わないこと
- やりたいことをやる
失敗してもいいと認める
「失敗=悪いこと」
と思うのを辞めましょう。
私達人間は誰もが完璧ではありません。事実、どんなに準備万端にしても失敗してしまうことがあるのです。
だからこそ、仮に失敗してしまったとしても執拗に自分を責めるのは辞めましょう。
失敗してもいいと認めてあげましょう。
失敗を失敗と思わないこと
失敗をしてしまっても自分を責めず、そしてその失敗を失敗と思わないようにしましょう。
スポーツであれば、仮に負けてしまってもそれは失敗ではありません。
負けたところから新たな課題を見つけることができますよね。
テストだってそうです。満点じゃなかったとしてもそれは失敗ではありません。
間違ってしまったところの理解を深めるいい機会です。
仕事も同じですよね。商品が売れなかったから失敗ではありません。
なぜ売れなかったのか?どうすれば売れるようになるのか?といったことをチェックして改善に繋げることができます。
だからこそ失敗を失敗と思わないことは大事な事なのです。
とりあえずやりたいことをやってみよう
自分に自信がないという時ほど、自分が得意なことじゃなかったり苦手なことだったりしますよね。
全く違うことであれば、急に自信を持つことができるかもしれないのですから。
だからこそ、やってみたいと思ったことはどんどん取り組んでみましょう。
あなたが自信を持って取り組めることを見つけるべきです。
まとめ
自分に自信がない原因は以下の5つです。
- 経験が少ないと感じる
- 周りと比べてしまう
- うまくいかなかった時のことを考えてしまう
- 幼少期の失敗経験のトラウマ
- 成功経験の乏しさ
また、自信のなさを克服する方法は以下の3つです。
- 失敗してもいいと認める
- 失敗を失敗と思わない
- やりたいことをやる
すぐには自信を持つことはできないかもしれません。しかしながら、自信のなさの原因を知り、自信を持つために行動を変えていけば少しずつ自分を変えることができます。
ということで、自分に自信がないと思ってしまう5つの原因と3つの克服方法…でした。