神経質な性格になってしまった原因と変わるための方法について

自分は神経質だと感じている人も多いと思います。

神経質な性格になってしまった原因を知りたい、そしてどうすれば神経質な性格を変えることができるのか？ということが知りたい方も多いのではないでしょうか？

私も元々相当な神経質で、生きることに疲れることがよくありました。でも少しずつ自分の行動や考え方を変えるように意識した結果、前よりもずっと生きやすくなったんです。

ここでは、神経質な性格の原因と変える方法について紹介していきます。

神経質な性格の原因

厳しい親からのしつけ

神経質な性格になってしまう最も大きな原因が、厳しい親からのしつけです。

私はかなり厳しい親にしつけられてきた、という過去があります。常に何でも完璧にできないと、基本的には怒られるのです。

テストで１００点じゃなかったら怒られます。お風呂掃除で親の目から見て完璧じゃないと怒られます。運動会の徒競走で１等賞を取らないと褒めてもらえません。（６年間で１度も１等賞を取ったことはないので、褒められたことはなく呆れられました）

勉強にしろ、運動にしろ、習い事にしろ、すべてのことで完璧じゃないと褒められることはなかったんですね。

褒めてもらうためには完璧にこなすしかなかったんです。その完璧を目指さなきゃいけないという考え方から、次第に自分の神経質な性格が出来上がるようになりました。

学校で書くノートだって、神経質的に書いていました。行の始まりはすべて合わせなきゃ気がすまなかったですしね。

あなたの神経質な性格の原因の多くが幼少期の過ごし方に関係しているはずです。

怒られたことの恐怖

またもうひとつの要因が、手抜きをした結果、ひどく怒られた経験です。

私が今でも忘れられないのが小学生の時の漢字ドリルです。ちょっと手抜きしてやらなかったことがありました。

その結果先生に怒られたわけです。固いボードで頭を強く叩かれました。叩かれた瞬間思わず泣いてしまったことを覚えています。

他にも何度か強く怒られたり体罰を受けたりしていたんです。で、そういう出来事からあらゆる物事を手抜きすることができなくなってしまったんですよね。

怒られるのが怖い、怒鳴られるのが怖い、体罰が怖い、そういう理由から手抜きができない神経質な性格になったのです。怒られることに恐怖を感じない子どもだったら神経質にはならなかったのかもしれませんね。

私は親のしつけが厳しかったからこそ、怒られることが怖いことと認識していた、ということです。

神経質な性格を改善する方法

自分を許す

ある程度大人になって自分の責任で行動することができるようになったら自分をきちんと許してあげましょう。

つまり、完璧じゃなくてもいい、と自分を許してあげることが大事になるんです。

私達人間の行動なんてどうせ完璧にはできません。何かしら失敗するのは当たり前のことですし、失敗することで学んでいくのですから。

部屋の掃除を完璧にこなすことができなくてもいいんです。どうせ完璧に掃除できたとしても５分後にはホコリが発生して溜まり始めるんですから。

全体的には７０％程度できていれば、OKと自分を許してあげるようにしましょう。試験だって７０点とか８０点とか取れていれば大抵合格するわけですから。

失敗することも理解する

また神経質な性格の方というのは、自分にはできないことがあると信じません。自分なら何でもできると思っていますし、何でもできなきゃいけないと思っている傾向が強いと思います。

でも、実際私達は失敗して学ぶ生き物です。例えば自転車は、転んで乗れるようになるものですよね。車だって何度も教習所で失敗して乗れるようになるものです。

一度も失敗せずにできるようになることなんてほとんどないんです。だからこそ失敗することもあるということを理解しましょう。それだけでもだいぶ楽になるはずですから。

とにかくやったことのないことに挑戦してみる

神経質な性格の人は、失敗すること極端に嫌う傾向があります。

だからこそ、自分がやったことのないことを挑戦することがほとんどないんですね。私もずっとそうでした。自分にはできないと思っていることに挑戦することが怖くて仕方がなかったんです。

失敗することが怖いから新しいことに挑戦できなかったんです。

でも、神経質な性格を少しでも変えていくためには、できないことやったことのないことにどんどん挑戦することが大事です。たくさん挑戦してたくさん失敗していれば、細かいことはどんどん気にならなくなりますから。

私も失敗することにすごく強い抵抗感を感じていましたが、誰かに怒られることなんてほとんどないんですよね。それこそ趣味なら誰かに怒られることなんて一切ないわけですし。

やったことのないことに積極的に挑戦してみましょう。

まとめ

神経質な性格の原因のほとんどは、子どもの頃に大きな影響を受けているはずです。ただし、そのことについて親を責めるべきではありませんし、親のせいにするべきでもありません。

それよりも大事な事は、今何ができるか？ということです。

「自分の性格を理解し、変わるために行動する」

このように自分を変えるために行動できる人の方が人生を豊かに送ることができます。誰かのせいにして嘆いていても誰も助けてくれませんからね。

ぜひ行動に移して自分を変えていきましょう。