あなたは過去に起きた出来事の中で後悔したことがありますよね?
「あの時ああしておけばよかった」と思うだけではなく、そのことが原因で何日も悩んでしまったこともあるかもしれません。しかしながら、私達の時間は常に動いています。過去に戻ることもできないし、やり直すこともできません。
だからこそ、誰もが後悔のない生き方を望むわけです。後悔しない生き方をするためには何が必要なのか?それらを解説していきます。
目次
前提として、後悔することはダメなことじゃない
後悔することって確かに辛いことですよね。過去を変えられるわけではないにもかかわらず、いつまでもクヨクヨしてしまうわけです。
でもその後悔がそのまま人生に役立つこともあるということをおそらく経験したことがあるのではないでしょうか?
例えば、仕事で軽率なミスをして後悔したことありませんでしたか?もしくは子どもの時に危険な遊びをしていて怪我をして怒られてしまって、後悔したとってありませんでしたか?
そういう後悔という感情から、私達は学びを得て同じ過ちをしないように学習するわけですよね。だからこそ、後悔することがすべて悪いわけではないということを前提に覚えておいて下さい。
後悔の原因を知っておく
私達が後悔することって何でしょうか?
それは「しなかった」ことに対して後悔するのです。
あの時挑戦すれば良かった
自分を大切にすればよかった
ありがとうと言えば良かった
好きと言えば良かった
あの時に行っておけばよかった
もっと頑張れば良かった
etc…
このように多くの人が行動しなかったことに対して後悔するわけです。確かに行動して後悔することもあるわけですが、比較すればやっぱり行動しなかったことに後悔するのではないでしょうか?
私も学生時代にもっと真面目に勉強しておけばよかったとも思いますし、就活も真面目にやっておけばよかったとも思います。友達ももっとたくさん作っておけばよかったとか、もっとたくさんの人と積極的に出会えばよかったとも思います。
そうやって過去を振り返って見えると、やっぱり行動しなかったことっていつまでも記憶の片隅に残っているんです。これはあなたもそうではないですか?やらない後悔とやってから失敗する後悔、後悔として大きく残ってしまうのは、やらなかった後悔なのです。
だからこそ、やりたいと思ったことはどんどんやった方がいいわけです。そしてやりたくないというだけでやらない選択をすぐにするのは辞めましょう。やった方が絶対にいいことだってあるわけです。
やりたいことを整理する
後悔しないためには、やりたいことをやることが最も大事なことになります。本当はやりたいことなのに、何か理由を付けて諦めてしまえば、絶対に後悔してしまうんですよね。
だからこそやりたいことを思いきって整理しましょう。
やり方は簡単です。
あなたがやりたいこと、叶えたいこと、欲しいもの、なりたいもの、をとにかく紙に書き出していくだけです。その際には無理そうとかできなさそうという気持ちをなくすことです。できるできないじゃなくて、やりたいかやりたくないか、ただそれだけです。
例えば、新しい洋服が欲しいというのでもOKです。私の知り合いには、大型ショッピングモールに出かけて気に入った洋服を見つけたにもかかわらず購入しなかったことによって、2週間以上にわたって買えばよかったと言い続けています。これも大きな後悔になりますよね。
とにかくできるかできないかを考える前にやりたいことをリストにしてみてください。リストにしてからそれらのやりたいことを達成するためにはどうすればいいのか?ということを1つずつ考えていけばいいだけなのですから。
他人の目とか評価を気にしない
ある程度やりたいこととか叶えたいこと、ほしいものなどがリストにすることによって、どんなライフスタイルを送りたいのか?ということもわかってくるようになります。
そのライフスタイルを叶えるためには、他人の目とか評価を気にしていたらできないことも多いのではないでしょうか?私はとにかく時間の自由を手に入れたいと思っています。会社のために時間をかけて頑張っているにもかかわらず、安い決められた賃金しかもらえない仕事では自分の自由な時間を手に入れることはできないと思っていました。
だから独立することを目指したんです。でも、独立を目指してるなんて言っても、「辞めとけ」「お前には無理だ」「安定していないから危険」とかいろんなことを言われました。中には「楽して生きようとしてるんだ」って平気な顔して言われたこともあります。
でも、そこで傷ついてへこんで諦めたら、後悔しないで生きることができますか?ということです。結局他人にどう思われるかなんて二の次です。ぶっちゃけどうでもいいんです。それよりもあなたが達成したいこと、やりたいことをやることが後悔しない生き方に繋がります。
時間を大事にする
あなたが過ごすことができる時間というのは、有限です。限られた時間しか過ごすことができないんですよね。もちろんその限られた時間というのは、誰かと過ごす時間でもあります。
大切な人を失ってからでは、一緒に過ごすことも会話することもできません。あなたがどんなに「ありがとう」を伝えたくても「愛している」と伝えたくても伝えることができないんです。
だからこそ、毎日の何気ない時間を大切にしてほしいと思うわけです。家族と一緒にいられる時間というのも常に限られていて、永遠に続くわけではありません。時間は無情にも過ぎてしまうのです。
後悔しないためには、今を楽しむこと、これも非常に重要な考え方だということですね。亡くなる直前に後悔することの中でも多いのが、「愛する人にありがとうともっと伝えればよかった」という後悔が多いそうです。
もし後悔しても、学びに変えよう
ここまでのことを意識して生きていても、後悔することってあると思います。人間ですから、様々な葛藤を抱きますし、考えて考えて答えを出した結果、後悔することだってあるわけです。
でも、その後悔は必ずその先の人生で大きな学びになるはずです。
もちろんそれはあなたが同じような試練に立たされる時かもしれません。もしくは、あなたが学んたことを子どもに教えることがあるかもしれません。必ず何かの役に立つ時がくるでしょう。
一番ダメなのは、クヨクヨしていつまでも後悔していることです。過去はどうしても変えることはできないんですね。だからこそ、その後悔を必ず自分の人生や他の人の人生に役立てる努力をするべきなのです。そうすれば、仮に後悔したとしても、大きな後悔にはならないのですから。
後悔しない生き方とは、主体的な生き方である
後悔しない生き方というのは、主体的な生き方です。
どういうことかというと、自分で選択して自分で行動していくことが後悔にならないということです。
誰かに辞めた方がいいって言われて辞めても、あなたが心のどっかでやりたいって気持ちがあったら、それはずっと後悔として残るでしょう。誰かに決めてもらうような受動的な生き方では、絶対に後悔するわけです。
私はずっと後悔していることがありました。
それはずっと自分の進路を自分自身で考えて選択しなかったことです。当たり前のようにできるだけ偏差値の高い高校に行って、できるだけ有名な大学に入るために勉強して大学に入って、できるだけ大きな会社に入るために就活をしていました。それらすべて親の言われた通りにしていたり、周りに合わせて行動していたりしていたんです。
そうやってあまり自分で真剣に考えて行動しなかったから、社会人になってから自分の生き方に疑問を抱くようになり、やりたいこともわからないまま無駄な時間を過ごしてしまったのです。それが大きな後悔として残っているわけです。
そのことに気付くことができたおかげで、今ではできるかぎり後悔しないために主体的に生きようと心がけています。そしてあなたにも必ず後悔しない生き方ができます。
ということで、後悔しない生き方を送るために今からできる7つのこと…でした。