どんなに緊張する場面でも、全く動じずにいつもどおりこなしてしまう人ってあなたの周りにもいると思います。例えば、大勢の人の前でプレゼンをしたり、大事な試合でプレッシャーのかかるチャンスでもいつもどおりの実力を発揮して結果を出したり。
特にアスリートたちは異常なほどのプレッシャーを感じながらパフォーマンスしていることがほとんどです。それでも度胸があるから、やっぱり結果を出しているわけです。じゃあどうやって度胸をつけたのか?どうやって緊張をほぐしているのか?
そんなことをアスリートたちの名言から分析してみました。
イチロー
自分のできることをとことんやってきたという意識があるかないか。それを実践してきた自分がいること、継続できたこと、そこに誇りを持つべきだ。
何かを長期間、成し遂げるためには、 考えや行動を一貫させる必要がある。
努力せずに何かできるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうだと思う。
長友佑都
どんなに辛くて、どんなに結果が出なくても下を向くってことは一番嫌いなので、絶対下を向かずこれは最高の経験ができていると思って、それをパワーにして力にして前進するかってところが、捉え方次第で全然違うと思うんで。
高橋尚子
負けるのが恥ずかしいとは思っていません。
ジーコ
冒険には、失敗がつきものである。しかし、失敗を恐れるあまり、冒険できないとすれば、その組織は衰退の一途をたどることになろう。
アントニオ猪木
どんなに慎重になっても、どんなに想像しても、行動についての結果は、やってみなければわかりません。でも、結果を恐れて行動しなければ、なにも生まれてきません。行動を起こせば、また新たな選択が生まれてきます。でも、その行動や選択には責任もついてきます。あなたの行動は多くの人にも影響をあたえます。言い訳はひとつも通用しません。それでも歩きましょう。人生逃げ道なし。
松岡修造
ミスをすることは悪いことじゃない。それは上達するためには必ず必要なもの。ただし、同じミスはしないこと
100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。
アスリートの名言からわかること
非常に輝かしい成績を残しているアスリートの方たちはすごいですよね。確かにもともと運動能力が優れていたこともあるでしょうし、小さいころから英才教育を受けていた人もいると思います。でも、それが理由で結果を出してきたわけではないんですよね。
どんなアスリートでも苦しい思いをしているのがよくわかりますし、最初から成功して積み上げてきたわけではないことがわかります。
人一倍努力をして、人一倍失敗をしていることが文章から感じることができます。そして私達一般人はあまりにも失敗することに対して臆病になっているのではないでしょうか?
ミスしてはいけない。ミスすれば、怒られる。笑われる。バカにされる。だからミスを恐れてチャレンジできないんです。
しかしながら、アスリートたちは何度も失敗し、壁にぶつかっています。でもミスすることを怖いと思っていません。共通して言えるのは、必ず失敗を次のチャレンジに活かしているわけです。
私にも度胸なんてありません。緊張する場面に出くわせば、手に嫌な汗をかくこともありますし、心臓がバクバク言ってどうしようもないほど緊張します。でも、失敗してはいけないと思うことはなくなりました。二度と同じミスをしなければ大丈夫だと思うようになったわけです。
そう思った時、今まで以上に仕事がうまくいくようになりましたし、最初から完璧にできるわけないと思うようになったので、生きることに窮屈さを感じなくなりました。やってみたいと思うことにチャレンジできるようになったわけです。
人にどう思われるかを気にして失敗できない窮屈な人生は辞めて、失敗してもそれを次の糧にすることを意識すればもっと自分を磨くことができ、度胸は勝手につきますし、緊張も和らぐようになるでしょう。
ということで、度胸をつけて緊張をほぐす方法をアスリートの名言から考えてみた…でした。