几帳面な性格の人でも疲れることなく生きやすくなる5つの考え方

周りの人から「几帳面だね」と言われたことがありますか?
どんなに言われたとしても、ほとんどの人は自分のことを几帳面だとは思っていないでしょう。

掃除を完璧にしなきゃ気が済まないとか、ものごとを常に完璧にしておきたいのが几帳面な人の特徴です。すべてがうまく行っていればすごく穏やかな気持ちで過ごすことができわけですが、生きていればものごとを完璧にこなすことができない時が来ます。

そんな時几帳面な人たちというのは、ストレスを感じたりイライラしたり自己嫌悪に陥ったりしてしまうわけです。私自身小さい頃から几帳面な性格だったのでよくわかります。些細なことでイライラしてしまうので本当に疲れるんですね。

そんな几帳面な人たちが疲れずに生きやすくなるためにはどうすればいいのか?ということを5つにまとめてみました。

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几帳面な人ほどとりあえずやってみることが大事

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入念な準備が得意な几帳面さんは、何かに取りかかるまでに時間がかかります。例えば、料理をする時でもレシピ通りの材料すべてを集めるところから始める人も多いんじゃないでしょうか?

実際ぽん酢が必要と書かれていたらぽん酢を買ってこなきゃいけないって思うでしょう。でも、ぽん酢は醤油とお酢を混ぜるだけの酢醤油で代用することもできるわけですよね。

また、旅行などの準備も怠らないですよね。
衣服などの持ち物も万が一のことを考えて必要以上に持ち歩くこともあるでしょう。また、念のためという名目でドライヤーとかのような大きい荷物を持っていく人もいるでしょう。でも大抵のホテルとか旅館にはドライヤーありますから、必要ないんです。

もちろん仕事もそうですね。
準備ができていればできているほど、プレゼンとか営業というのは確実な成果を出すことができるでしょう。もちろん準備不足で仕事していれば上司に怒られることも普通ですよね。でも新しい企画の準備が出来てから上司に提案しようと思っていると、時間ばかりが過ぎてしまって誰かに先を越されることもあるかもしれません。

そういう時には半分の完成度でもいいから先に提案した方が絶対に結果を出すことができるわけです。まだプロトタイプとか試作品ですとかそんな風に言って提案すればいいだけですからね。新しい提案に100%の準備は必要ないということです。

このようにほとんどのことは、準備が100%完璧じゃなかったとしてもなんとかなることが多いんです。でも、几帳面な人というのは真面目であることと心配性であることが影響してすぐに行動することができないわけです。

でも、準備に時間をかけすぎることによってチャンスを失う方がもったいないですよね。だったら準備はほどほどにして行動に移していきましょう。大事なことは失敗しても良いと自分を許すことです。

他人に几帳面レベルの整理整頓を求めない

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几帳面な人たちは整理整頓がものすごく得意です。だからこそ部屋や身の回りが綺麗に片付いている人が多いでしょう。だからこそ他人にも同じレベルで整理整頓してほしいと思っています。

それこそ家族で一緒に生活をしていると、相手が片付けない人であればストレスが溜まるはずです。衣服を脱いでそこらへんに置きっぱなしにしているとか、物を出して使ったら使いっぱなしとか、あちこちに物を置いたまま散らかしているとか。

基本的には整然としているのが好きな几帳面さんたちからすれば、周りにいる人が整理整頓できない人だと相当なストレスになるでしょう。

しかしながら、人の価値観はそれぞれ違いますし性格も違います。そして当然ですが自分の都合よく相手の性格や価値観を変えることはそう簡単にはできません。整理整頓が苦手で大雑把な性格を整理整頓好きで几帳面な性格に変えることはできないのです。

じゃあどうすればいいのか?というと、相手に自分の価値観を押し付けないということです。ここで言えば、整理整頓させようとすることばかり考える必要はないということです。どんなに言っても相手は整理整頓なんてしたくないわけですから、うまくいくはずないのです。

だからこそ相手には同じレベルを最初から求めないことも大事ですし、自分の価値観を押し付けるのも辞めましょう。整理整頓はあなたができる限りのことをすればいいわけですし、あなたに迷惑がかからないレベルまでは黙っているのがいいでしょう。

自分は自分と割り切っていくことが大事ですね。

他人に自分の常識を求めない

几帳面な人は真面目な方が多いです。だからこそ礼儀やマナーも非常に良いんですね。何かしてもらったらお礼の挨拶は欠かさないでしょう。

しかしながらすべての人がそうとは限りません。
几帳面な人であれば、何かしてもらったら直接お礼を言うでしょう。そしてその日や翌日にはメールやLINEでのお礼のメッセージを送る人もいますし、直筆のお礼状を送る方もいるでしょう。

また誰かにお土産をもらえば、どこかに行った時にはお返しを渡すでしょう。真面目だからこそ礼儀やマナーが良いわけです。

でも、マナーや礼儀には人それぞれの価値観があります。当然ですがお礼のメールとか手紙は必須ではないですし、お土産のお返しだって必須ではないわけです。でも几帳面な人は他人に自分の価値観を押し付ける傾向があるので、「お礼されなかった」とか「お土産をせっかく買ってきたのに買ってきてくれなかった」と思ってイライラしたりストレスを感じたりするのです。

そんなことばかり考えていれば、「自分は性格が悪い」と思うようになり、何かあるたびに疲れてしまうでしょう。

だから大事なことは、他人に自分の常識を求めないことです。お礼は直接言った後にメールや手紙、電話などでも言わなきゃいけないとか、お土産はお返ししなきゃいけないとか、そんな風に自分の常識を押し付けないことです。

この他にも几帳面な人というのは自分の常識がたくさんあります。それらの常識というのは他人も同じように持っているとは限りません。それにもかかわらず自分の常識だけがすべてと思ってしまうとイライラしてしまうのです。

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すぐ失敗と思わないこと

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几帳面な人というのは入念な準備をして失敗することを非常に嫌います。非常に嫌うからこそ失敗してしまうと落ち込んでしまうわけですよね。

とはいえ、失敗することが怖いままでは新しいことに挑戦することもできないですし、成長することもできません。成長することができないままではやっぱり人生楽しくないですから。できるようになることで感じる喜びは大きな喜びになるわけですから。

そこで大事なことは、もし何かに失敗したとしても失敗と思わないことです。もし仮に思ったような結果を出すことができなかったとしても、1つうまくいかない方法が見つかったと思えばいいんです。

もし漢字テストで間違えてしまったとしても、次からその漢字が書ければいいわけです。テストで100点取ることが大事なんじゃなくて、それ以降漢字が書けるようになればいいのですから。

社会人の仕事も同じ。
結果を残すことは大事ですが、結果を残すことができなかったから失敗じゃないんです。うまくいかない方法をひとつ知ることができたということなのです。最初から結果を出すことができる人なんていないのです。

失敗してもいいからどんどん行動してみよう

失敗が怖いから新しいことに挑戦しない人は多いはずです。
だから結果を出していく人が羨ましく感じて、自分にもそういう才能があればいいのにって思うわけです。でも才能の問題ではありません。新しいことに積極的にチャレンジすることができるかどうかだけなのです。

結果を出してどんどん進んで行く人たちは怖いもの知らずですし、後先のことを細かく考えずやりたいって思うからやっています。

でも几帳面な人たちは、そんな決断が苦手です。
失敗したらどうしようって気持ちが常にありますし、失敗が怖いから行動できません。準備万端になるまで行動できず準備にも相当な時間がかかってしまいます。そうなると結果を出すまでに差が付くのは当然ですよね。

そうやって結果を出している人と比べて劣等感を感じますし、人生が辛く感じて生きづらくなるのです。

でも、もっと気軽に考えていいんです。やってみたいとかやりたいとかそういう気持ちを大事にしてどんどん行動してみましょう。失敗しても笑うような人はいないですから。

このことを知っておくともう少し気楽に行動できるようになるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 几帳面な人ほどとりあえずやってみることが大事
  • 他人に几帳面レベルの整理整頓を求めない
  • 他人に自分の常識を求めない
  • すぐ失敗と思わないこと
  • 失敗してもいいからどんどん行動してみよう

これらのことを意識していくと几帳面な性格であっても疲れることもなくなるでしょう。

ということで、几帳面な性格の人でも疲れることなく生きやすくなる5つの考え方…でした。

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